がんになっても安心して暮らせる社会を目指してがん患者さんのサポートと生活の工夫展 2017
がん患者さんとそのご家族が快適に暮らすための様々なサポート・工夫・情報のご紹介と、個別相談対応・暮らしに役立つセミナーや患者教室を開催し、みなさまとともに「がん患者さんの暮らし」を考えます。
中央病院では、2012年から2014年にも「がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展」を実施し、がん治療を受けながらの暮らしに役立つ工夫をご紹介し、多くの患者さんやご家族にご来場いただきました。今回の工夫展では、より多職種の専門チームでより実践的なプログラムの提供も行いますので、ぜひ、ご来場ください。
プログラム
関連ファイルをご覧ください。
開催日
2017年3月11日(土曜日)
時間
9時30分から17時(開場:9時)
注:プログラム終了は16時30分を予定しております。
会場
国立がん研究センター 中央病院
病院棟8階 患者サポート研究開発センター内
東京都中央区築地5丁目1-1
注:都営地下鉄大江戸線・築地市場駅A3出口から徒歩1分
参加費
無料
対象
患者、家族などどなたでもご参加可
セミナーのスケジュールと内容
がん治療中・療養中のくらしのなかで役立つテーマについて、院内の専門家が講義いたします。
- 10時から10時30分
テーマ:くすりの話
主な内容:がん治療中のくすりとの付き合い方
講師:薬剤師 - 11時から11時30分
テーマ:アピアランスケアの話
主な内容:ウイッグの選び方は?マニキュアはいいの?など外見ケアの素朴な疑問にお答えします!
講師:アピアランス支援室 心理士 - 12時30分から13時
テーマ:食事の話
主な内容:がん治療中のお食事のはなし
講師:栄養士 - 14時から14時30分
テーマ:がん治療とお口の関係
主な内容:がん治療を支える口腔のケアと、その方法について
講師:歯科医師 - 15時から15時30分
テーマ:がんを体験した「こころ」のケア
主な内容:がん体験を通じて「こころ」が混乱したら、どのようにケアをすると良いのかについてのヒント
講師:精神腫瘍科医師
患者教室のスケジュールと内容
患者さんご自身が困りごとに対してセルフケアできるように、知識だけでなく体験や実技も交えて、具体的な対処法などについて学んでいただきます。
- 10時から11時
テーマ:睡眠・リラクセーション教室
内容:よい睡眠やリラックスの方法をご紹介 - 10時から10時30分 11時から11時30分
テーマ:痛みのケア教室
内容:身体を温めることによる症状の緩和方法(ホットパック&足湯体験) - 10時から12時30分
テーマ:あなたの体力年齢は?
内容:リハビリ担当による計測と運動をご紹介 - 11時から12時
テーマ:親と子サポート教室
内容:子育て中の患者・家族のための支援の場 - 11時30分から12時30分 14時30分から15時30分
テーマ:リンパ浮腫ケア教室
内容:リンパ浮腫の予防とセルフケアを学びます - 13時から14時
テーマ:乳がんボディイメージ教室
内容:乳がん術後の乳房再建術のお話です - 13時から14時
テーマ:AYAひろば
内容:若い世代のがん患者さんの交流の場です - 14時30分から15時30分
テーマ:抗がん剤治療教室
内容:治療による副作用対策と生活の工夫の話 - 14時から15時
テーマ:コスメティックインフォメーション
内容:外見の変化への対処法やサポートの紹介
展示・体験コーナー
情報やグッズ、体験あり!質問もお受けします。
- 食べる:食欲がないときのお助けメニュー、口腔ケア、口渇対策グッズの紹介
- よそおう:メイクアップ、頭皮ケア、スキンケア、ウィッグ・帽子のお試しや使い方
- 身体を動かす:体の動きを助ける製品紹介
- やすらぐ:リラクセーション、睡眠の工夫
- 排泄ケア:おむつ・パッドの上手な使い方、皮膚トラブルなどのお悩み解決法
- リンパ浮腫:弾性ストッキング、スリーブなど
- ピンクリボンコーナー:乳がん治療後の工夫、術後補正下着の紹介
がんとくらしの相談コーナー
国立がん研究センター中央病院の専門看護師や認定看護師、がん専門相談員、栄養士などによる、「暮らし」に関する個別相談のコーナーを設けます。どうぞ、お気軽にご相談ください。
リンパ浮腫ケア教室、展示コーナー、相談も気軽にできます。
(注:過去の開催時の会場の様子ですので、今回は会場設備、開催規模が異なります)
生活の工夫カード
中央病院看護部が企画、制作した「生活の工夫カード」36種類をご用意
お問い合わせ
国立がん研究センター中央病院
電話番号(代表):03-3542-2511
「総務課」を窓口として対応いたします。