平成29年度 上級者臨床研究コーディネーター養成研修
主催:国立がん研究センター中央病院
AMED革新的医療技術創出拠点プロジェクト「医療技術実用化総合促進事業」(17lk1503003j0001)
事業主任:西田俊朗
研修の目的
臨床研究・治験の実施において、実施医療機関の上級者臨床研究コーディネーターには、臨床研究に関わる人々に対する高度なコーディネート能力を有し、リーダーシップをとることが求められます。また、多様な臨床研究・治験に対応するために、臨床研究の方法論についての最新の知識を有し、倫理的、法的、社会的課題に対応することができる専門職であるべきです。今回の研修は、上級者臨床研究コーディネーターに求められる知識を学び、さらに質の高い臨床研究の推進に寄与できる人材の育成を目的として実施します。研修対象者等
派遣元医療機関または治験施設支援機関(原則として以下を満たすこと)
- 十分な臨床研究(治験を含む)の実績を有すること
- 派遣した研修生を当該研修期間中、研修に専念させることができること
- 現に、治験・臨床研究に係る業務を行っていること
研修対象者 上記の医療機関または治験施設支援機関に所属し、以下を満たすこと
- 専任(概ね週40時間)として継続して3年以上CRCとしての勤務実績のある者であること
- 厚生労働省・文部科学省が主催するCRC養成研修、あるいは同等の研修を修了していること
- 臨床研究協力者として担当したプロトコールが10以上、担当した症例数が通算30症例以上の実務経験を有する者であること
研修期間(2日間)
- 1日目:平成29年11月30日(木曜日)
- 2日目:平成29年12月1日(金曜日)
第1日目 11月30日(木曜日)プログラム 10時から17時30分
講義1
臨床研究の国際的動向
講義2
臨床研究に関する規制要件の動向と運用1
講義3
臨床研究に関する規制要件の動向と運用2
講義4
臨床研究に関する規制要件の動向と運用3
講義5
上級者CRCに求められること(先輩上級者CRCから)
講義6
臨床研究におけるプロジェクトマネジメント
講義7
臨床研究におけるデータマネージメント
講義8
臨床研究関係者に対するコンサルテーションと教育
講義9
医療英語コミュニケーション(国際学会のプレゼンテーション)
第2日目 12月1日(金曜日)プログラム 9時から17時10分
講義10
研究倫理
講義11
インフォームド・コンセントの概念と臨床研究への適用
演習1
臨床研究のインフォームド・コンセントの課題に対する上級者CRCの 教育的関わり
講義12
臨床研究チームのコーディネーションとリーダーシップ
講義13
臨床研究における組織マネージメント
演習2
臨床研究実施体制の課題に対する上級者CRCの対応
注:講義タイトルは多少変更となる場合があります。
注:上級者 CRC 養成カリキュラムシラバスに準じた講義および演習による研修を行います。
研修場所
国立がん研究センター中央病院 新研究棟1階セミナールーム
郵便番号:104-0045 東京都中央区築地5-1-1
交通案内
- 都営地下鉄 大江戸線 築地市場駅A3番出口から徒歩1分
- 東京メトロ 日比谷線 築地駅2番出口から徒歩5分
- 東京メトロ 日比谷線・都営地下鉄 浅草線 東銀座駅6番出口から徒歩5分
- 東京メトロ 有楽町線 新富町駅4番出口から徒歩10分
建物配置図
募集人数
50名程度応募方法
次の書類を書類送付先まで、お送りください。注:研修生申請書(様式1(Word:80KB)、様式2(Word:66KB))
研修費用
無料(ただし、研修に係る旅費交通費、宿泊費等については研修生負担となります)修了証書
原則、全日程を受講し、研修終了後の修了報告書を提出した方に修了証書を交付します。応募期間
平成29年9月25日(月曜日)から平成29年10月20日(金曜日)
注:応募者選考を行うことを、予めご了承ください。
注:申請書類に不備があり締切日までに必要な書類が揃わない等、全ての書類が締切日までに提出されない場合は受け付けられませんので、余裕を持ってお手続きください。
注:募集人数に達しない場合は、順次、二次募集期間を設けます。詳しくは、国立がん研究センター中央病院臨床研究支援部門各種研修案内のホームページにてご確認ください。
書類送付・問い合わせ先
Eメール:crc-kenshu●ml.res.ncc.go.jp(●を@に置きかえてください)
国立がん研究センター中央病院 臨床研究コーディネーター室 上級者CRC研修担当
書類送付注意事項
注:件名に「平成29年度上級者CRC研修申込み」と記載してください。
注:様式1.2はまとめてPDFで添付し、ファイル名は氏名(漢字・フルネーム)としてください。
応募上の注意事項
応募人数
施設応募人数の制限はありませんが、医療機関所属のCRCを優先することを予めご了承ください。
選考基準
派遣元医療機関または治験施設支援機関(原則として以下を満たすこと)
- 十分な臨床研究(治験を含む)の実績を有すること
- 派遣した研修生を当該研修期間中、研修に専念させることができること
- 現に、治験・臨床研究に係る業務を行っていること
研修対象者 上記の医療機関または治験施設支援機関に所属し、以下を満たすこと
- 専任(概ね週40時間)として継続して3年以上CRCとしての勤務実績のある者であること
- 厚生労働省・文部科学省等が主催するCRC養成研修、あるいは同等の研修を修了していること
- 臨床研究協力者として担当したプロトコールが10以上、担当した症例数が通算30症例以上の実務経験を有する者であること
選考方法
- 開設者ごと(国公立大学、私立大学、国公立病院、私立病院、その他医療機関、治験施設支援機構、)に分類しそれぞれの範疇の中から選考いたします。
- 各施設の受講者数のバランスを考慮いたします。
- 地域的なバランスを考慮いたします。
- 過去の実績、提出レポート内容を考慮いたします。
- 募集人数を超えた場合は、医療機関を優先しいたします。
選考結果
- 選考結果は合否にかかわらず、11月上旬にメールにて通知いたします(なお、電話等によるお問合せにはお答えできません)。
- 提出していただいた書類は返却しません。
注:記載頂いた個人情報等については、当該研修の目的以外には利用いたしません。
申請書記入について
- 研修生申請書(様式1,2)
注:研修生ごとに1枚作成してください - 通常連絡先電話番号は、日中連絡が取れる電話番号を記入してください。
- 医療機関通算勤務年数は、現在の所属機関に関わらず、過去の医療機関での勤務経験年数も含めた合計年数を記入してください。