2019年度 がん看護専門コース(がん放射線療法看護)ご案内
開催日
2019年11月6日(水曜日)から11月7日(木曜日) 2日間
研修実施場所
国立研究開発法人国立がん研究センター 築地キャンパス
研究棟 セミナールーム
郵便番号:104-0045
住所:東京都中央区築地5-1-1
対象
以下のすべての要件に該当する方 各施設1名から2名まで
- 関東圏の都道府県または地域がん診療連携拠点病院等に勤務し、がん診療に従事する方
- 看護師資格取得後5年以上の実務経験を有する方
- がん領域の「専門看護師」「認定看護師」の認定を受けていない方
- 2日間の研修をすべて受講できる方
(対象施設には事前に案内をお送りしています。)
募集人数
60名
目的
がん放射線療法における最新の知識・技術とその実際について理解を深め、がん放射線療法を受けるがん患者とその家族に対して、QOL向上を目指した療養生活支援を行う
目標
- 放射線の基礎知識を理解できる
- がん治療における放射線療法の意義と方法について理解できる
- がん放射線療法に伴う急性期および晩期の有害事象とその対策について理解できる
- がん放射線療法を受ける患者の看護ケアおよびセルフケア支援を理解できる
- 事例を通して、放射線治療計画を理解し、有害事象対策とセルフケア支援が計画できる
- がん治療におけるIVRの特徴とIVRを受ける患者の看護について理解できる
プログラム
1日目
時間 | 方法 | テーマ | 内容 |
---|---|---|---|
9時から9時10分 | オリエンテーション | ||
9時10分から10時20分 (70分) | 講義 | がん放射線療法看護総論 | 当院の放射線治療の概要、がん放射線療法を受ける患者の特徴、がん放射線療法看護の専門性と役割、安全・安楽への援助など |
10時30分から11時30分 (60分) | 講義 | 放射線の基礎知識 | 放射線の種類と特徴、放射線の人体への影響、放射線の防護、など |
12時30分から14時10分 (100分) | 講義 | がん放射線療法総論・各論 | 放射線療法の作用機序、放射線治療計画、最新の放射線治療、放射線治療の臨床(主要部位の治療について) |
14時20分から15時40分 (80分) | 講義 | がん放射線療法に伴う有害事象 | 急性有害事象と晩期有害事象について転移性骨腫瘍、転移性脳腫瘍 |
15時50分から16時50分(60分) | 講義 | がん放射線療法における歯科の役割 | 口腔粘膜炎の実際 |
16時50分から17時 | まとめ・連絡事項等 |
2日目
時間 | 方法 | テーマ | 内容 |
---|---|---|---|
9時から10時 (60分) | 講義 | がん放射線療法の有害事象のケア(放射線皮膚炎) | 放射線皮膚炎のアセスメントと看護 |
10時10分から11時10分 (60分) | 講義 | がん放射線療法の有害事象のケア(粘膜炎) | 粘膜炎(口腔・食道・陰部)のアセスメントと看護 |
11時20分から12時20分 (60分) | 講義 | がん放射線治療計画の理解に基づく看護ケア | 放射線治療計画の理解に基づく看護ケア |
13時20分から14時50分 (90分) | 演習 | 事例検討、発表 | 放射線治療計画から有害事象をアセスメンし、セルフケア支援を見出すための事例検討 |
15時から15時50分 (50分) |
講義 | がん治療におけるIVR総論 | IVRの特徴、適応、手技 |
16時から16時40分 (40分) |
講義 | がん治療におけるIVRを受ける患者の看護 | IVRを受ける患者のアセスメントと看護 |
16時40分から17時 | まとめ・連絡事項等 |
注:プログラムは変更の場合があります。
受講料
10,000円(税込)
注:研修当日に集金致します。領収書は現金と引き換えにお渡し致します。
申し込み締切り
2019年9月17日(火曜日)12:00
申し込み方法
申し込みは締め切りました。
受講者決定について
応募者多数の場合は、都道府県または地域がん診療連携拠点病院所属の有無、施設からの受講歴等を考慮して選考します。
受講可否については、9月下旬に受講決定通知を看護部代表者宛にメールでご連絡いたします。
10月に入ってもメール連絡がないようでしたら、お問い合わせください。
受講証明書
研修受講者には、受講証明書を交付します。
途中入退席者には交付されませんので、ご了承ください。
問い合わせ先
国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院
担当:副看護部長 木村麻紀(内線:7175)
電話番号:03-3542-2511(病院直通)
その他
- お車での来場はご遠慮ください。
- 昼食は近隣飲食店をご利用いただくか、研修会場を食事・休憩場所としてご使用ください。
- 会場内は細やかな温度調整ができませんので、調整できる服装でご参加ください。