コンテンツにジャンプ
国立がん研究センター

トップページ > 広報活動 > セミナー・研修・イベント > 2023年 > 第10回 国際MDM2ワークショップ

第10回 国際MDM2ワークショップ

f1.png

国際MDM2ワークショップは、国内外の著名ながん研究のリーダーと若手研究者が集まる学会です。
海外からは、p53を発見したDavid Lane博士とArnold Levine博士に加え、名誉ある米国科学アカデミー会員であるCarol Prives博士、Guillermina Lozano博士、Karen Vousden博士や、Rocheで初のMDM2阻害剤の開発を行ったBinh Vu博士などを含む約20人の世界的に著名な研究者も参加を了承しており、全部で150名程度の参加者が予定しています。

10月15日開催 MDM2特別シンポジウム「MDM2の発見を祝って」

1日目に開催するSpecial Symposiumでは、MDM2の発見に始まり、p53がMDM2に分解されること、MDM2 KOマウスが致死であること、MDM2阻害剤の開発など、MDM2関連の歴史的な研究、さらには今後のMDM2研究の方向性についてdiscussionします。実際の発見者から直接話を聞くことができる、多くのがん研究者にとって魅力あるシンポジウムになっています。

10月16日開催 特別セッション「MDM2/p53とがん免疫」

2日目に、現在注目を集めているがん免疫とp53・MDM2との相互制御機構に焦点を当てた特別セッション「MDM2/p53とがん免疫」を設けます。

基礎生物学的な研究に加え、p53やMDM2に対するがん標的治療やがん免疫を利用した新規治療法の開発へと繋がる臨床応用研究についても討論します。世界各国の若手研究者も含めた世代を超えた研究者間の交流と、そこから生まれる国際的な共同研究への発展が期待されます。アジアで初めて開催されるMDM2ワークショップは、今後発展していくこの分野で日本人研究者がプレゼンスを示し、世界をリードしていくための重要な学会です。

是非多くの方のご参加をお待ちしております。

詳細

  • 場所: 国立がん研究センター研究所 大会議室(口頭発表)およびセミナールーム(ポスター発表)
  • 日時: 2023年10月15日(日曜日)~10月18日(水曜日)
  • 対象:がん領域における基礎・臨床研究に携わる医師・研究者および製薬企業の各領域従事者など
  • 言語:英語

参加申し込み方法

ホームページ(https://www.10thmdm2.jp(外部サイトにリンクします))よりお申込みください。
定員になり次第、締め切らせていただくことがございます。

プログラム

プログラムは変更の可能性があります。詳細はホームページよりご確認ください。

The first day (Oct 15, 2023)

4時0分 pm – Welcome and opening remarks

 Opening Session: Celebrating the discovery and key findings of MDM2

 Keynote Presentations in honor of Dr. Donna George’s retirement and her discovery of the MDM2 gene, Chair: Arnold J. Levine

4時20分 – 4時50分pm     S1: Donna George: Keynote presentation

4時50分 – 5時20分pm     S2: Jamil Momand & Gerry Zambetti: Keynote presentation

5時20分 – 5時50分pm     S3: Guillermina Lozano: Keynote presentation

5時50分 – 6時20分pm     COFFEE BREAK – Lobby

6時20分 – 6時50分pm     S4: Lubo Vassilev & Binh Vu: Keynote presentation

6時50分 – 7時20分pm     S5: Matthias Dobbelstein: Keynote presentation

7時30分pm –             Welcome party

The second day (Oct 16, 2023)

Session 2: Novel functions of MDM2/MDM4
Session 3: p53-independent functions of MDM2/MDM4

Poster session-1

Lunch break

Special sessions: Cancer Immunology
Session 4: MDM2/MDM4/p53 in tumor immunity and microenvironments
Session 5: MDM2/MDM4/p53 in cancer immunotherapy

The third day (Oct 17, 2023)

Session 6: MDM2/MDM4/p53 in cancer progression and beyond
Session 7: Animal models of MDM2/MDM4/p53 Poster session-2

Lunch break

Session 8: Controls of p53 by MDM2/MDM4
Session 9: Functions of p53, mutant p53, p53 family, and p53 isoforms

Workshop dinner

The fourth day (Oct 18, 2023)

Session 10: Development of therapies targeting MDM2/MDM4/p53

Session 11: MDM2/MDM4/p53 in human diseases

Closing remarks

Boxed lunch

Optional meeting tour

お問い合わせ先

国立がん研究センター研究所 基礎腫瘍学ユニット

第10回 国際MDM2ワークショップ事務局
大木 理恵子

Tel: 03-3542-2511 ext.3833
E-mail: rohki●ncc.go.jp

 

ページの先頭へ