2024年度 がん看護専門コース(がん薬物療法看護) ご案内
開催日時
開催日:2024年9月25日(水曜日)から26日(木曜日) 2日間
研修実施場所
研究棟 セミナールーム
〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
対象
以下のすべての要件に該当する方
- 都道府県または地域がん診療連携拠点病院等に勤務し、がん診療に従事する方
- 看護師資格取得後5年以上の実務経験を有する方
- がん領域の「専門看護師」「認定看護師」の認定を受けていない方
- 所属部署の上長の承諾があり、2日間の研修をすべて受講できる方
募集人数
50名
目的
がん薬物療法における最新の知識・技術について理解を深め、がん薬物療法を受けるがん患者と家族のQOL向上を目指し、療養生活を支援する
目標
- がん薬物療法看護の特徴と看護師の役割について理解できる
- がん薬物療法に用いられる薬剤の特徴と注意事項を理解できる
- がん薬物療法の目的、治療計画、レジメンを理解する意義を述べることができる
- がん薬物療法を受ける患者のアセスメント項目について理解できる
- がん薬物療法の代表的な副作用症状を理解し、セルフケア支援を実践できる
- がん薬物療法に用いられるレジメンのアセスメント項目について理解できる
- レジメンを取り上げて、投与管理上の留意点、注意すべき有害反応とその予防策・対応策、セルフケア支援を計画することができる
プログラム
1日目
時間 | 方法 | テーマ | 内容 |
---|---|---|---|
9時00分から9時10分 | オリエンテーション・開催挨拶 | ||
9時10分から9時50分 (40分) |
講義 | がん看護総論 | がんの動向とがん薬物療法における患者支援 |
10時00分から11時20分 (80分) |
講義 | がん薬物療法概論 | がん薬物療法概論 |
11時30分から12時10分 (40分) |
講義 | がん薬物療法におけるアピアランスケア | がん薬物療法の有害事象におけるアピアランスケア |
12時10分から13時10分 (75分) |
昼休憩 | ||
13時10分から14時30分 (80分) |
講義討議 | 確実・安全・安楽な抗がん薬の投与管理 | がん薬物療法の基本概念、役割 患者の全身状態・治療歴のアセスメントと抗がん薬投与前・中・後の看護のポイント、がん薬物療法におけるリスクマネジメント、がん薬物療法薬の安全な取り扱いに関する基準・指針 |
14時40分から15時20分 (40分) |
講義 | 薬物療法の副作用対策と対応(1)「悪心・嘔吐」 | 代表的な副作用症状の理解とセルフケア支援(悪心・嘔吐) |
15時30分から16時10分 (40分) |
講義 | 薬物療法の副作用対策と対応(2)「骨髄抑制」 | 代表的な副作用症状の理解とセルフケア支援(骨髄抑制) |
16時20分から17時00分 (40分) |
講義 | セルフケア支援とエンパワーメント | セルフケア支援のための患者教育の考え方、エンパワーメント |
17時00分から | 連絡事項 |
2日目
時間 | 方法 | テーマ | 内容 |
---|---|---|---|
9時00分から9時50分 (50分) |
講義 | 薬物療法の副作用対策と対応(3)「皮膚障害」 | 代表的な副作用症状の理解とセルフケア支援(皮膚障害) |
10時00分から11時10分 (70分) |
講義 | 薬物療法の副作用対策と対応(4) 「過敏症、インフュージョン・リアクション、irAE」 | 代表的な副作用症状の理解とセルフケア支援(過敏症、インフュージョン・リアクション、irAE) |
11時20分から12時00分 (40分) |
講義 | レジメンのアセスメントとセルフケア支援 | レジメンをアセスメントする目的、アセスメントの流れ、投与管理における看護のポイント、予測される副作用対策とセルフケア支援 |
12時00分から13時00分 (60分) |
昼休憩 | ||
13時00分から15時00分 (120分) |
演習 | レジメンのアセスメントとセルフケア支援 | 事例検討と解説 |
15時10分から16時20分 (70分) |
討議 | 意思決定の支援とチーム医療 | がん薬物療法における意思決定支援およびチーム医療の必要性と看護師役割について討議 |
16時20分から | 連絡事項 |
注:プログラムは変更の可能性があります。
受講料
10,000円(税込)
注:研修当日に集金致します。領収書は現金と引き換えにお渡し致します。
申込締切り
2023年8月5日(月曜日)正午
申込方法
1.申し込み方法
下記の申し込みWEBサイトよりお申し込みください。
【WEB申し込みはこちらから】
2.受講決定
応募者多数の場合は、都道府県または地域がん診療連携拠点病院所属の有無、施設からの受講歴等を考慮して選考します。
受講可否については、8月中旬までに受講決定通知をメールでご連絡いたします。
研修事務局からのメールを受信できるようにしておいてください。 9月に入ってもメール連絡がないようでしたら、お問い合わせください。
受講証明書
研修受講者には、受講証明書を交付します。 途中入退席者には交付されませんので、ご了承ください。
問い合わせ先
国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院
担当:副看護部長 大矢 綾
メールアドレス:kk-boshu●ml.res.ncc.go.jp
その他
- お車での来場はご遠慮ください。
- 昼食は近隣飲食店をご利用いただくか持参していただき、研修会場を食事・休憩場所としてご使用ください。病院敷地内のキッチンカーもご利用できます。
- 会場内は細やかな温度調整ができませんので、調整できる服装でご参加ください。
- 研修中、昼食時以外はマスクの着用をお願いします。