スタッフインタビュー01
仕事と育児を両立しています
東病院は育児支援制度が充実しておりやりがいのある仕事と育児の両立がしやすい職場です
薬局薬剤師から東病院のCRCに転職したきっかけは?
きっかけは、家族ががんになって闘病したことです。大学卒業後、調剤薬局で働いていたのですが、家族ががんになり、がんについてもっと勉強したいと思っていたときに東病院のホームページで院内CRCの求人を見て応募しました。2010年11月に入職しました。自分自身の経験から、治験を受ける患者さんはもちろん、家族の方にも寄り添うように心がけています。
現在の仕事内容は?
治験開始前の準備から、患者さんへの治験の補足説明やスケジュール管理、治験担当医師のサポート、院内の調整、製薬企業の対応など、一連のCRCの業務を行っています。東病院に入職してから結婚して2人の子どもを出産し、2回目の育児休業から復帰したところですが、出産前と同じ内容の業務を担当しています。
東病院でCRCとして働くやりがいは?
当院では数多くの企業治験、医師主導治験を実施しており、第 I 相試験のような早期開発段階の治験や国際共同治験など、CRCとして幅広くがんの治験に関わることができます。自分が担当した治験が無事に終了して、効果と安全性が証明され、治験薬を世に送り出せたときの達成感と喜びは非常に大きいです。一番感激したのは、1人目の子どもを出産する直前に担当していた治験薬が、1年間の育児休業を終えて間もなく承認されたことです。また、新しいがんの治療に携わる医師と共に、がんや新薬の知識を学べるのも当院のCRCとして働く醍醐味の一つです。
子育てと仕事の両立は?
当院では子どもが満3歳になるまで育児休業を最長3年間取得でき、院内保育園もあるので、子育てと仕事の両立がしやすい環境が整っています。また、子どもが小学生になるまで1日2時間を超えない範囲で勤務時間を短縮できる「育児時間」や、小学3年生修了時まで所定の勤務時間を短縮できる「育児短時間勤務」といった制度もあります。
私は、2人の子どもの出産後にそれぞれ1年間ずつ育児休業を取得し、いまは院内保育園に子どもを預けて、育児時間を利用して働いています。CRCに夜勤や当直はありませんし、土日祝日は休みです。
現在も自分の担当治験を持っていますが、チーム体制を取っているため、同じチームのCRCにサポートしてもらえるので安心です。勤務時間中は効率よく仕事をこなすように心がけ、同じチームのスタッフとの情報共有、申し送りの準備などを怠らないようにしています。他にも子育て中のCRCがいるので、育児の悩みを共有したり相談できたりするのも心強いところです。
育児中に勉強する機会は?
当院では、臨床研究に関わるスタッフを対象に、GCPや臨床試験に関する様々なトピックスをテーマにした「臨床研究セミナー」を開催しています。セミナーは夕方に開催されるので、時短勤務中の私が直接受講するのは難しいのですが、同じ内容をウェブで受講できるようになっています。勤務時間中にウェブ受講をしたり、理解度を確かめるテストを受けたりできるので、育児中でも知識を深めることができます。
子育てとの両立を希望する方へのメッセージ
東病院には院内保育園もあり、子育て中のCRCに対する理解とサポート体制が本当に手厚い職場です。院内CRCは勤務地が変わらない利点もあります。勤務中はCRCとして責任をもってやりがいのある仕事に取り組める一方で、家に帰ったら気持ちを切り替えて子どもに精一杯愛情が注ぐことができています。仕事も育児も楽しみつつ両方とも頑張りたい人に向いている職場だと思います。