平成12年度 第4回 遺伝子解析研究倫理審査委員会 議事要旨
開催日
平成12年12月15日(金曜日)15時から16時40分
出席委員
垣添、掛江、齋藤、塚田、山口(委員長)、吉野
事務局
木曽、関根、南、田中(記録)
審査課題件数
2件(差戻し2件)
議事
1.現状報告(遺伝子解析研究倫理審査委員会申請課題の現状)
承認1件、審査中5件
2.審査課題2題
1.課題番号G12-02(再審査)
- 課題名:日本人における遺伝子-環境相互作用研究のための基礎データを得るための生態学的横断面研究
- 申請者および所属:津金 昌一郎(国立がんセンター研究所支所)
- 概要:疫学研究で提供された既提供試料を用い、連結不可能匿名化で行う研究
- 判定:差戻し
- 主たる意見:
- 試料についての記載が不十分である。
- 匿名化の作業も行うのか明確でない。
- 問い合わせのための窓口の記述が必要。
2.課題番号G12-06(新規)
- 課題名:ゲノム解析に基づくがんの個性の把握と臨床応用を目指す研究
- 申請者および所属:大木 操(国立がんセンター研究所)
- 概要:B群およびC群既提供試料を用いて、連結可能匿名化で行う研究
- 判定:差戻し
- 主たる意見:
- 研究に使用する試料についての記載が不十分であり、研究の概要を十分に把握する事が困難である。
- 情報公開時、既提供試料等の提供者に対し、問い合わせ、研究利用の拒否の機会を保証する措置の概要を具体的に記載する。