平成12年度 第5回 遺伝子解析研究倫理審査委員会 議事要旨
開催日
平成13年1月23日(火曜日)15時から17時40分
出席委員
垣添、掛江、齋藤、塚田、馬場、藪、山口(委員長)、吉野
事務局
木曽、関根、南、田中(記録)
審査課題件数
2件(条件付き承認2件)
議事
1.現状報告(遺伝子解析研究倫理審査委員会申請課題の現状)
1.承認1件、審査中5件
2.審査課題2題
1.課題番号G12-02(再々審査)
- 課題名:日本人における遺伝子-環境相互作用研究のための基礎データを得るための生態学的横断面研究
- 申請者および所属:津金 昌一郎(国立がんセンター研究所支所)
- 概要:疫学研究で提供された既提供試料を用い、連結不可能匿名化で行う研究
- 判定:条件付き承認
- 主たる意見:
- 拒否権の保障をする為に問い合わせの窓口を作る事を検討すべき。
- 試料の提供を受けた疫学研究のHPに本研究の利用について載せる事を検討すべきである。
2.課題番号G12-03(再審査)
- 課題名:がんの易罹患性に関わるSNPs等遺伝子多型の同定とその臨床応用を目指す研究
- 申請者および所属:大木 操(国立がんセンター研究所)
- 概要:第ニ群および第三群対象者からの新規提供試料および、B群およびC群の既提供試料を用いて連結可能匿名化にて行う研究
- 判定:条件付き承認
- 主たる意見:
- 提供された試料の二次利用については、提供者にとって選択の余地がないことを説明同意書において明らかにすべきである。
- 無料の遺伝カウンセリングが受けられる場合を例示すべきである。