平成13年度 第2回 遺伝子解析研究倫理審査委員会 議事要旨
開催日
平成13年5月8日(火曜日)15時から17時50分
出席委員
垣添、掛江、齋藤、塚田、藪、山口(委員長)、吉野
事務局
関根、南、田仲(記録)
審査課題件数
3件(条件付き承認2件、差戻し1件)
議事
1.国立がんセンター遺伝子解析研究取扱規程
2.個人情報管理者運用細則
3.国立がんセンター遺伝子解析研究審査申請書
4.既提供試料に関するホームページ記載について
5.審査課題(3課題)について
1.課題番号G12-03(改訂版審査)
- 課題名:がんの易罹患性に関わるSNPs等遺伝子多型の同定とその臨床応用を目指す研究
- 申請者および所属:大木 操(国立がんセンター研究所)
- 概要:新規提供試料(第二群、第三群)および既提供試料(B群、C群)を用い、連結可能匿名化で行う研究
- 判定:条件付き承認・追加資料
- 主たる意見:
- 遺伝情報の開示について、さらに整理した形で文書を提出すること。
- 本研究で使用する予定の「既提供試料の説明・同意書」を提出すること。
2.課題番号G12-09(再審査)
- 課題名:肺がんの易罹患性に関わる遺伝子多型の研究
- 申請者および所属:横田 淳(国立がんセンター研究所)
- 概要:既提供試料(A群)を用い、連結可能匿名化で行う研究
- 判定:差戻し・追加資料
- 主たる意見:
- 対象群として想定されているそれぞれの研究の説明文書・同意文書の添付を求める。
- 一部の試料は、指針後B群試料と考えられ、拒否の機会を保障することが望ましい。
3.課題番号G12-11(再審査)
- 課題名:肺がんの発がん要因に関する研究
- 申請者および所属:横田 淳(国立がんセンター研究所)
- 概要:既提供試料(A群、B群)を用い、連結不可能匿名化で行う研究
- 判定:条件付き承認・追加資料
- 主たる意見:
- 匿名化の作業について、指針に沿って行われていることを計画書中に記載する必要がある。
- 試料のすべてをどのように保存するのかを明確に示すべき。