コンテンツにジャンプ
国立がん研究センター

トップページ > 研究 > 研究推進 > 各種倫理審査委員会 > 研究倫理審査委員会 > 遺伝子解析研究倫理審査委員会 > 平成15年度 第2回 遺伝子解析研究倫理審査委員会 議事要旨

平成15年度 第2回 遺伝子解析研究倫理審査委員会 議事要旨

開催日

平成15年6月11日(金曜日)13時30分から15時

出席委員

石井、掛江、加藤、齋藤、塚田(委員長)、中釜、吉野

事務局

大森、依田、太田、栗林、田仲(記録)

審査課題件数

2件(条件付き承認1件)(差戻し1件)

議事

1.報告事項

  1. 第1回議事要旨
  2. 課題番号G13-07改訂版変更審査判定について

2.審査課題(2課題)について

1.課題番号G15-01(再審査)

  • 課題名:新しい予防法等の確立のためのがん予防検診・研究センターにおける検診受診者を対象としたフォローアップ研究
  • 申請者および所属:祖父江 友孝(国立がんセンター研究所)
  • 概要:がん予防法等の確立のためのがん予防検診・研究センターにおける検診受診者から遺伝子解析研究を含む研究のための試料等の提供を受け、その後の疾病の発生状況についてフォローアップし、がんを中心とする生活習慣病の発生に関わる環境要因と遺伝要因の評価・同定等を行う。解析対象の遺伝要因としては、発症リスクに係わる生活習慣や前駆病変に関連する遺伝子も含めた、疾患との関連が想定される遺伝子等である。血液試料は受診者番号のみを添付して保存する。遺伝子解析倫理審査委員会の指示に従って、適切な匿名化を行った後の試料を用いる。
  • 判定:条件付き承認
  • 主たる意見:
    1. がん予防検診・研究センターにおける検診項目や検診の具体的な手順が確定し、各検診項目に関する説明文書の整備など、検診について受診者に十分な説明を行う体制が整えられること、および個人情報保護・安全管理マニュアルの整備や苦情・問い合わせの窓口の設置など、個人情報保護・人権擁護のための体制が完備されることを条件として承認する。がん予防検診・研究センターのこれらの体制の完備は、本研究の対象となる受診者を募集する前に、本遺伝子解析研究倫理審査委員会においても確認するものとする。
    2. 本研究で収集された試料等は、遺伝子解析研究以外の研究にも利用される予定であるため、遺伝子解析研究倫理審査委員会以外の倫理審査委員会においても、試料等の収集に係る本研究計画について了承を得ておくことが望ましい。

2.課題番号G15-02(新規)

  • 課題名:胃がん発症に関与する遺伝子の解明
  • 申請者および所属:横田 淳(国立がんセンター研究所)
  • 概要:連結可能匿名化された患者群試料、連結不可能匿名化された対照群試料を用いた遺伝子解析研究
  • 判定:差戻し
  • 主たる意見:
    1. 主たる研究機関である九州大学生体防御医学研究所に集められた試料の解析を行う共同研究者として、申請を行うこと。
ページの先頭へ