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開催終了国立がん研究センター研究所 若手研究者・医師・学生のためのオープンキャンパス 2024
お知らせ
2024年5月23日 開催レポートを追加しました。
2024年4月22日 開催終了しました。研究所オープンキャンパス 2024 事後アンケート への協力をお願いします。
2024年4月17日 当日の集合場所・研究室訪問開催情報 追加!
2024年4月16日 オープンキャンパスパンフレット・各研究室の募集状況・当日のプログラム詳細 追加!
2024年4月12日 Q&A 追加!
最先端のがん研究をご一緒に!
国立がん研究センター研究所では、若手研究者・医師・学生を対象としたオープンキャンパスを開催します。 当センターでは、最先端のがんの基礎・トランスレーショナル研究を行っています。国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的な役割を担う機関として期待されております。 また、様々な大学と連携した大学院制度があり、当センターで研究をしながら学位取得も可能です。
がん研究に興味のある方、一緒に研究しませんか。
右の画像クリックでオープンキャンパス2024のパンフレットにリンクします。
開催レポート
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
今年は100名を超える方に事前登録いただき、現地開催とWeb開催を無事に終えることができました。
開催の模様を動画にて配信しています。
開催レポート
研究所 オープンキャンパス2024 開催にあたって
当研究所には1分子イメージングから、ゲノミクス、RNAスプライシング、プロテオミクス、応用医学まで幅広い領域に渡って、いずれも世界最先端の科学が詰まっています。
この場所で、一緒にがんの新しい治療法を作りあげませんか!
研究所長 間野 博行
「今年は研究所ツアーもやります。吹き抜け有りの14階建て、まるでラグジュアリーホテルのような(盛りすぎ?) 研究棟で世界最先端の研究はいかがですか?
オンライン参加もできますので、世界中からのご参加お待ちしております。」
脳腫瘍連携研究分野 分野長 鈴木 啓道
研究所には魅力のある研究室がたくさん詰まっていますので、ぜひHPなどを覗いてみて、興味があれば気軽に各研究室にお越しください!
オフレコで何でも教えてくれるかも?!
開催詳細
日時
2024年4月21日(日曜日)開催終了しました。
現地参加者:13時から15時 (受付は12時30分から開始します。)
Web参加者:13時から14時30分
現地参加者集合場所
国立がん研究センター研究所 築地キャンパス 研究棟1階
104-0045 東京都中央区築地5-1-1 国立がん研究センター研究所 築地キャンパス 研究棟
交通案内
プログラム
第1部 研究所・研究室の紹介・連携大学院制度や任意研修制度のご案内
13時00分-13時50分
- 研究所長挨拶 13時0分-13時5分
- 研究所紹介 13時5分-13時10分
- 連携大学院制度・研修制度のご案内(吉見) 13時10分-13時15分
- FIOCのご案内 13時15分-13時20分
- 研究室紹介 13時20分
- 計算生命科学ユニット 小嶋泰弘
- がん細胞内トラフィック研究ユニット 小幡裕希
- ゲノム安定性制御研究ユニット 吉岡研一
- 分子遺伝学ユニット 武田はるな
- 基礎腫瘍学ユニット 大木理恵子
- 分子発がん研究ユニット 土屋直人
- プロテオーム解析部門 足達俊吾
- 先端バイオイメージング研究分野 鈴木健一
- がんRNA研究分野 吉見昭秀
- がん進展研究分野 吉田健一
- 医療AI研究開発分野 浜本隆二
- 脳腫瘍連携研究分野 鈴木啓道
- 細胞情報学分野 高阪真路
- ゲノム解析基盤開発分野 白石友一
第2部 研究所ツアー&研究所訪問
14時00分-15時00分
<現地参加者> 14時 – 14時30分 研究所ツアー 14時30分 – 15時 対面での研究室訪問 |
<Web参加者> 14時 – 14時30分 Zoomのブレイクアウトルームを用いた研究室訪問
|
研究室訪問開催情報
開催無
分子病理分野、がん幹細胞研究分野、がんゲノミクス研究分野、RI実験施設(FIOC)、臨床ゲノム解析部門(FIOC)、創薬標的・シーズ探索部門(FIOC)、動物実験施設(FIOC)
Webのみ開催
ゲノム生物学研究分野、生物情報学分野、ゲノムストレス応答学ユニット、鶴岡連携研究拠点・横山チーム
対面+Webにて開催
細胞情報学分野、脳腫瘍連携研究分野、分子腫瘍学分野、ゲノム解析基盤開発分野、がん治療学研究分野、分子薬理研究分野
希少がん研究分野、腫瘍免疫研究分野、医療AI研究開発分野、がん進展研究分野、がんRNA研究分野、先端バイオイメージング研究分野
プロテオーム解析部門、分子発がん研究ユニット、基礎腫瘍学ユニット、分子遺伝学ユニット、ゲノム安定性制御研究ユニット
がん細胞システム研究ユニット、病態情報学ユニット、がん細胞内トラフィック研究ユニット、計算生命科学ユニット、がん患者病態生理研究ユニット
オープンキャンパスパンフレット
各分野や研究所を紹介しています。
オンライン参加の方はダウンロードください。現地での参加の方も紙での配布はございませんので、事前ダウンロードをお勧めします。
オープンキャンパス2024パンフレット(PDF:13.3MB)
場所
国立がん研究センター研究所1階 および WEB開催
申し込み方法
下記のサイトからお申し込みください。
https://www.ncc.go.jp/inquiry/ncch/ri/2024/index.html
入力するメールアドレスにお間違えがないか、十分ご注意ください。
登録が完了すると受付完了メールが送られますのでご確認ください。
メールが届かない場合はOpenCampusRI●ml.res.ncc.go.jpまでご連絡ください。
(現地参加・Web参加は後日変更可能です。まずはお気軽にご登録を。)
過去の開催レポート
過去開催の模様を開催レポートとして掲載しています。
若手研究者・医師・学生のためのオープンキャンパス 2023開催レポート
若手研究者・医師・学生のためのオープンキャンパス 2022開催レポート
各研究室の募集状況
各研究室の募集状況
注2024年4月1日時点での各研究室の募集状況になります。
2部グループミーティングの参考に使用してください。各研究室の募集状況は随時変更することがありますのでご承知ください。(空欄は募集中)
研究室名 |
PI |
修士課程大学院生 |
博士課程大学院生 |
ポスドク |
---|---|---|---|---|
分子病理分野 |
谷田部恭 |
募集無 |
募集無 |
募集無 |
細胞情報学分野 |
高阪真路 |
募集無 |
|
|
がん幹細胞研究分野 |
増富健吉 |
募集無 |
募集無 |
|
がんゲノミクス研究分野 |
柴田龍弘 |
募集無 |
募集無 |
|
ゲノム生物学研究分野 |
河野隆志 |
募集無 |
|
|
脳腫瘍連携研究分野 |
鈴木啓道 |
|
|
|
分子腫瘍学分野 |
片岡圭亮 |
募集無 |
|
|
生物情報学分野 |
加藤護 |
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|
ゲノム解析基盤開発分野 |
白石友一 |
|
|
|
がん治療学研究分野 |
荻原秀明 |
|
|
|
分子薬理研究分野 |
濱田哲暢 |
募集無 |
募集無 |
募集無 |
希少がん研究分野 |
近藤格 |
募集無 |
|
|
腫瘍免疫研究分野 |
西川博嘉 |
|
|
|
医療AI研究開発分野 |
浜本隆二 |
募集無 |
|
|
がん進展研究分野 |
吉田健一 |
|
|
|
がんRNA研究分野 |
吉見昭秀 |
|
|
|
先端バイオイメージング研究分野 |
鈴木健一 |
|
|
|
プロテオーム解析部門 |
足達俊吾 |
|
|
|
分子発がん研究ユニット |
土屋直人 |
|
募集無 |
募集無 |
基礎腫瘍学ユニット |
大木理恵子 |
|
|
|
分子遺伝学ユニット |
武田はるな |
|
|
|
ゲノム安定性制御研究ユニット |
吉岡研一 |
|
|
募集無 |
がん細胞システム研究ユニット |
関根圭輔 |
|
|
|
ゲノムストレス応答学ユニット |
塩谷文章 |
募集無 |
募集無 |
募集無 |
病態情報学ユニット |
山本雄介 |
募集無 |
|
|
がん細胞内トラフィック研究ユニット |
小幡裕希 |
|
募集無 |
|
計算生命科学ユニット |
小嶋泰弘 |
|
|
|
がん患者病態生理研究ユニット |
南雲康行 |
|
|
募集無 |
鶴岡連携研究拠点・横山チーム |
横山明彦 |
募集無 |
募集無 |
募集無 |
RI実験施設(FIOC)注1 |
石合正道 |
募集無 |
募集無 |
募集無 |
臨床ゲノム解析部門(FIOC) |
白石航也 |
募集無 |
募集無 |
募集無 |
創薬標的・シーズ探索部門(FIOC) |
竹下文隆 |
募集無 |
募集無 |
募集無 |
動物実験施設(FIOC) |
葛西秀俊 |
募集無 |
募集無 |
募集無 |
注1 学部学生の受入れは可能
参加者の声
過去にオープンキャンパスに参加した方の声が届きましたのでご紹介します。
進藤昌致さん(東京医科歯科大学からの連携大学院で基礎腫瘍学ユニットへ)
2022年のオープンキャンパスに参加して、2023年から国立がん研究センター研究所基礎腫瘍学ユニットで研究を行っています。
現在はp53についての基礎的な部分を学んでいます。一流の研究者に囲まれて研究ができる事、恵まれた環境で研究ができる事が一番の決め手となりました。
オープンキャンパスでは、そんな一流の研究者の先生方とグループミーティングで直接お話しができ自分の進みたい研究の道を見つけることができました。
直接話すことで、分野やユニットの雰囲気をじかに感じることができ、自分自身でここだと思う分野やユニットを探すことができます。
若手研究者の声
都倉桃子さん(東京慈恵会医科大学からの連携大学院で病態情報学ユニットへ)
私は東京慈恵会医科大学の連携大学院生として、病態情報学ユニットで乳がんの研究をしておりました。
臨床では知り得ない疾患の病態について、基礎研究の面からアプローチすることで、視野を広げることができました。
一流の研究者が集まる研究所には、最先端の技術を用いた研究を行うことのできる環境が整っています。
中島拓真さん(名古屋大学大学院卒、任意研修制度で脳腫瘍連携研究分野へ2023年10月より特任研究員として採用)
名古屋大学では脳神経外科医として臨床に携わっていました。
国内では脳腫瘍の研究をリードし、世界と比較しても劣らない脳腫瘍連携研究分野で研究者としての基盤を築きたいと考え、研究所の門をたたきました。
研究所にはトップレベルの研究者が揃っており、新しい研究をはじめたいと思ったら、他のラボに必ず詳しい先生がいるのですぐに手法を教わることができます。
将来は臨床医として現在治療法がある病気の治療をしながら、治らない病気を治すための研究も進めていきたいと考えています。
Q&A
オープンキャンパスの参加者から寄せられる代表的な疑問・質問をまとめました。
Q1 連携大学院制度とはどういったものなのでしょうか。
当センターで研究したいし、大学院で学位も取得したいという希望を一度にかなえるための制度とお考えいただければと思います。詳細は学生・大学院生として研究したい方(連携大学院で学びたい方)をご覧ください。
Q2 私の所属している大学はがんセンターと連携大学院になっていないのですが、研究所で研究を行うことは可能でしょうか。その場合は、連携大学院に入りなおす必要があるのでしょうか。
必ずしも連携大学院制度を使用する必要はなく、任意研修制度により国立がん研究センターで研究を行うことが可能です。任意研究生度について参考:臨床医の方
その場合、大学や大学の指導教官の了解が必要ですし、研究成果・学位論文に対して大学が学位を授与することになります。任意研修制度の利用にあたり、当センター側では所属や身分に制限は設けておりません。
Q3 がん研究に興味があるのですが、研究をしたことがなくても大丈夫でしょうか?
もちろん大丈夫です!大学院生や卒研生として研究所に来られる方のほとんどは研究初心者です。配属の部署で必要な実験・解析の基礎をお教えします。
Q4 研究所に入るための試験はありますか?
研究所自体が設定する試験はありません。
連携大学院制度を使用する場合には、各大学の入学試験に合格する必要がありますが、それ以上の試験は原則としてありません(任意研修制度も同様です)。
各部署(研究室)での採用は個別に面談などで検討することになるかと思いますので、直接研究室責任者(PI)に連絡してみてください。
Q5 学費はどうなっていますか?
連携大学院生も任意研修生も当センターでは学費はいただいておりません。
ただ、連携大学院生は通常の大学院生と同金額を大学に納入する必要があります。
Q6 修士課程や博士課程でどこの大学と連携していて、NCCのどの研究室で受入れ可能なのでしょうか。
研究所のHPに連携先一覧が記載されております。
研究室の受入れ状況については、研究内容や希望者の状況によっても変わりますので、HPを参考に、希望するNCC研究室に連絡してみてください。
学生・大学院生としてがんセンターで研究したい方(連携大学院で学びたい方)
Q7 医師以外で社会人として、働きながら博士号取得が可能ですか?
可能です。社会人大学院生として、働きながら学位を取得を目指している方もいらっしゃいます。
Q8 がんセンターの研究者からどのくらいの時間、ご指導いただけるのか?
大学院生の方は学位が取得できるように研究指導者が責任をもって指導いたします。ポスドクの方も研究がスムーズに行えるように各個人に合わせて責任をもって指導いたします。
Q9 薬学部から所属される方はいらっしゃいますか。
いらっしゃいます。様々な学部の出身者がいらっしゃいます。
Q10 これまでがんに関する研究とは異なる研究を行っていました。その場合でも受け入れ可能ですか?
もちろん大丈夫です。研究領域を変更された方もたくさんいらっしゃいます。
Q11 研究所での採用は医師のみでしょうか。
医師じゃなくても大丈夫です。半数以上の方は医師ではありません。
Q12 世界でそこにしかない技術など圧倒的な強みのある技術を持っている研究室はあるのか?
研究所紹介パンフレットなどをご覧ください。がんセンターから発信された世界的な研究成果の一部を紹介しております。パンフレット以外にも多くの主要な業績がでていますので、オープンキャンパスやがんセンターホームページで確認してください。
- 研究所紹介資料公式パンフレットや動画などをご覧いただけます。
- OUR RESEARCH FOCUS 当センターの研究概要と、当センターの研究者が自らの言葉で研究を語るコラムを掲載しています。
問い合せ
お問い合わせは下記までメールにてお願いします。
国立がん研究センター研究所オープンキャンパス事務局
OpenCampusRI●ml.res.ncc.go.jp