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診療について
集中治療科は、集中治療室(ICU)の運営・管理に従事しています。ICUは、特定集中治療室として、6床のオープンスペースと2床の個室を有しています。また、手術室とは、専用のエレベーターで繋がれており、術後患者の搬送はシームレスに行える環境にあります。
対象疾患
当院は、一般的な救命センターを有しておりません。そのため、大手術後の外科患者が大半を占め、毎年1,000人以上の入室患者がいます。また、抗がん剤治療に随伴する呼吸・循環系障害に対し、人工呼吸管理を必要とする内科系の重症患者が入室しています。
患者管理
現在は、主治医中心の診療体系に、集中治療医学会認定専門医が人工呼吸管理等をサポートする体制で行われています。縦割りの患者管理ではなく、ここでもシームレスな感覚は守られています。参加したければ、誰も拒みません。チーム医療を大切に考え、医師、歯科医師、看護師、ME等が輪になって患者の命を守る“One for all, all for patients”をmottoにしています。
また、患者の入退出は、主治医科の意向を踏まえて、集中治療科長、看護師長で決定しています。