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8. 研究について
⽇本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)による⼤規模多施設共同研究に積極的に参加しています。
現在進⾏中の臨床試験(2023年8月現在)
JCOG1409試験
臨床病期I/II/III⾷道がん(T4を除く)に対する胸腔鏡下⼿術と開胸⼿術のランダム化⽐較
第III相試験
JCOG1510試験
切除不能局所進⾏胸部⾷道扁平上⽪がんに対する根治的化学放射線療法と導⼊
Docetaxel+CDDP+5-FU 療法後のConversion Surgery を⽐較するランダム化第III相試験
JCOG2013試験
臨床病期I-IVA(T4を除く)胸部上中部食道扁平上皮癌に対する予防的鎖骨上リンパ節郭清省略に関するランダム化比較試験
当科で主導している臨床試験(2023年8月現在)
- 題名:食道癌周術期におけるステロイド投与の有用性
内容:術後の短期間デキサメタゾン投与による周術期の炎症反応を低減する効果について検討を行う研究 - 題名:食道切除胃管再建における定量的ICG血流評価の有用性の検
内容:新規定量的なICGシステムでの再建臓器の至適再建に関する研究 - 題名:AIを用いた食道癌周術期管理および予後予測モデルの構築
内容:術前データや術中データからの術後合併症を含めた転帰の予測、および長期予後に与える影響についての研究 - 題名:食道内視鏡外科手術における情報支援内視鏡外科手術システム開発および内視鏡外科手術多施設データベース構築
内容:多施設の手術動画を用いたデータベースを構築し、手術に関する機器やシステムの開発を行う研究 - 題名:食道内視鏡外科手術における術中リアルタイム情報支援システム 実臨床導入の妥当性を評価する多施設前向き観察研究
内容:「食道内視鏡外科手術における内視鏡外科手術多施設データベース構築」にて取得した手術関連情報を利用し、将来の手術支援機器や手術評価システムの開発に向けた研究 - 題名:オリゴ転移を有する食道癌へのconversion surgeryの有用性
内容:食道癌においてNo.16リンパ節やNo.112aoPリンパ節は遠隔転移に分類され、近年化学療法の進歩に伴い、conversion surgeryが期待できる症例が増加しており、限局した遠隔リンパ節転移に対するconversion surgeryの短期・長期成績を評価