コンテンツにジャンプ

トップページ > レジデントプログラム > 1日体験プログラム > 肝胆膵外科

研修紹介ページ肝胆膵外科

レジデント1日体験プログラム 肝胆膵外科

集合写真

募集要項・研修概要・診療科紹介

研修内容や各研修プログラムコースの詳細は下記をご覧ください。
注:テキストまたは画像をクリックするとPDFが開きます。

  • 募集要項(肝胆膵外科概要)の画像
  • 募集要項(研修内容)の画像

東病院 肝胆膵外科のPRポイント

特徴

当科は、肝臓がん、胆道がん、膵臓がんなど肝胆膵領域の悪性腫瘍に対する手術を担当しています。特徴は、低侵襲な腹腔鏡・ロボット支援下手術から他院で切除不能と判断された患者さんへの集学的治療後の手術まで、一人一人の患者さんにとって最適なタイミングで最適な治療を心掛けて診療している事です。そのために、肝胆膵内科放射線診断科放射線治療科とともに毎週カンファレンスを行い、正確な進行度診断と治療方針を検討し、チーム肝胆膵として治療に取り組んでいます。

研修システム

レジデント風景

基本的には、一人の患者さんをスタッフ医師とレジデント医師(がん専門修練医)がチームになって担当します。レジデント医師は、スタッフ医師の指導のもと担当患者さんの手術適応、術式、手術手技、術後管理などについて学び、グループ全体を把握することでより多くの経験を得ることが出来ます。さらに、肝胆膵内科、放射線診断科、病理診断科などをローテート研修することで、肝胆膵領域癌に対する診断から治療までを包括的に学びます。 また、いわゆる「屋根瓦式」研修で、レジデント医師同士は先輩医師が後輩医師を教えサポートし、時には後輩医師が先輩医師を刺激し、互いに切磋琢磨して研修を行っています。研修卒業後は全国の中核病院に各々赴任し活躍の場を広げており、そのような仲間が全国に得られる事も当科での研修の醍醐味と言えると自負しています。

手術

手術風景

一般的に肝胆膵領域癌に対する手術症例は比較的少なく、高度な手術手技が要求されることからも、若手外科医が執刀あるいは目の当たりにする機会は限られています。しかし、当科では専門施設として手術症例数が豊富であり、レジデント医師にとっても経験する機会が多く、日本肝胆膵外科学会 高度技能専門医および内視鏡外科学会 技術認定制度の資格取得を目指した修練も可能となっています。2023年においても当科卒業生も含め3名、肝胆膵外科学会高度技能専門医を取得し、うち1名はレジデント在職中に合格しました。当科での研修によって資格取得を必ずしも約束するものではありませんが、当科での研修が各医師の外科技術向上に寄与したものと自負しています。

研究

各種学会のみならず非公式の研究会などが数多く開催されており、最新の知見や動向を肌身で感じ学ぶことが出来ます。レジデント医師も学会活動を積極的に行っており、豊富な症例数から統計処理やデータ解析を学び、その成果を大きな舞台で発表することも出来ます。実際に、ガイドラインに引用される論文を執筆したレジデント医師もいます。そうした研究活動から新たな治療戦略や周術期管理の新しい知見が得られ、最終的にはそれらを患者さんに還元することを目標としています。また、連携大学院との協力のもと、そのような研究活動を通じて学位を取得することも可能です。

メッセージ

現在は、がん専門修練医と合わせて計11名のレジデント医師が所属しています。当科では、全国各地から集まった志高いライバルと日々切磋琢磨しながらがん医療を学び、貴重な経験を得ることが出来ます。皆さんのやる気に応えられる環境がここにはあります。ぜひ一度見学にお越しください。

1日体験プログラム情報

複数日程の体験

対応の難しい日

特になし

備考

希望の日程に合わせて、手術予定を参考に体験プログラムの予定を組みます。 1日でも複数日程でも対応可能ですので、ご連絡ください。

1週間のスケジュール

 
8:00 病棟回診
8:25 抄読会 病棟カンファレンス 手術編成会議 研究発表会 病棟カンファレンス
8:45 手術 (基本的に毎日手術がありますが、詳細はお問い合わせください。)
16:00 病棟回診
17:00  カンファレンス
(大腸外科、
消化管内科、
放射線診断科合同)
カンファレンス
(肝胆膵内科、
放射線診断科、
放射線治療科合同)
 勉強会
(研究関連)
勉強会
(手術手技関連)
 

参加申込・お問い合わせ

参加申込はメールにて承ります。

各種参加申し込み

先輩レジデントからのメッセージ

砂川 大輝

がん専門修練医 
砂川 大輝(すなかわ たいき)

当科の手術件数は年々増加傾向にあります。昨年、一昨年は膵頭十二指腸切除術と腹腔鏡下肝切除術がともに100例を超えました。レジデントの執刀機会も多く、またロボット支援手術による膵頭十二指腸切除術、膵体尾部切除術、肝切除などの先進的な手術も経験できる環境にもあります。肝胆膵外科領域は専門性が高くハイボリュームセンターに症例集約が進む中、がん専門修練医までの研修で肝胆膵外科学会高度技能専門医や内視鏡外科技術認定医取得を視野に入れられる、他に類を見ない修練施設であると思います。

臨床研究においても、肝胆膵内科、放射線科、病理診断科などの他診療科研修が可能で、がん治療の集学的知識を得ることができます。加えて新薬開発やAI研究に携わる機会もあり、自身の研究へ発展させ、盛んに研究発表が行われています。

肝胆膵外科領域の臨床、研究ともに屈指の経験を積めると思います。ご興味がありましたら是非見学にいらしてください。

科長からのメッセージ

後藤田 直人

肝胆膵外科長
後藤田 直人(ごとうだ なおと)

肝胆膵外科手術症例を豊富に経験しながら、様々な研究や学会発表も行う事が出来ます。High qualityな技術と知識が習得できる意欲的な外科研修を用意してお待ちしています。

更新日:2024年7月19日