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呼吸器内科
レジデント1日体験プログラム 呼吸器内科
- プログラム代表者名
酒井 徹也 - スタッフ構成
常勤医師 10名、レジデント 1名、専攻医4名、非常勤医師 3名 - 関連リンク
募集要項・研修概要・診療科紹介
研修内容や各研修プログラムコースの詳細は下記をご覧ください。
注:テキストまたは画像をクリックするとPDFが開きます。
東病院 呼吸器内科のPRポイント
特徴
呼吸器内科が診療する主な疾患は、肺がん、縦隔腫瘍、胸膜腫瘍です。年間400名以上の患者さんに新たに治療を行っており、豊富な診療経験を得ることができます。
胸部レントゲンやCTの読影、気管支鏡(EBUS-GS、EBUS-TBNA、Cryoprobe)やCTガイド下生検などによる診断から始まり、各種薬物療法や放射線治療、緩和ケアなどの治療を幅広く行っており、肺がん診療に必要不可欠な診療技術のすべてを習得することができます。カンファレンスでは患者さんの治療についての活発なディスカッションが行われています。カンファレンスを通じて、EBMの日常臨床への応用、薬物療法の有害事象への対応を学ぶことができます。多くの臨床試験・治験が行われており、最先端の治療開発にかかわることで、現在の標準治療だけでなく、将来の肺がん治療をひと足先に体感できます。
教育体制
当科ではレジデントの教育に力を入れており、当科での臨床研究や、先端医療開発センター ・臨床腫瘍病理部でのトランスレーショナル・リサーチや基礎研究を積極的にサポートしているため、レジデント全員が国際・国内学会での発表、英文論文作成をしています。
メッセージ
1日体験プログラムでは、当科での研修を、実際に肌で感じていただければと思います。肺がん診療の腕をさらに磨きたいという方だけでなく、肺がん診療はほとんど経験がないけど興味があるという方も大歓迎です。1日で物足りなければ、ぜひ呼吸器内科のレジデントになって、一緒に診療を行いましょう!
1日体験プログラム情報
複数日程の体験
可
お勧めの曜日・プラン
水曜日(半日も可:要相談)
対応の難しい日
第2火曜日、9月7日から9月10日(WCLC)、9月13日から9月17日(ESMO)、10月31日から11月2日(日本肺癌学会)、2025年3月6日から3月8日(臨床腫瘍学会)
1週間のスケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
8:30 | 外来または病棟業務 | ||||
12:00 | 昼休み | ||||
13:00 | 気管支鏡 | CTガイド下 生検 |
気管支鏡 | 気管支鏡 | 病棟業務 |
16:00 | 内科 カンファレンス |
||||
16:30 | 手術症例 カンファレンス |
参加申込・お問い合わせ
参加申込はメールにて承ります。詳細は下記バナーをクリックしてご覧ください。
先輩レジデントからのメッセージ
レジデント卒業生
国立がん研究センター東病院 田中悠
私は東病院に3カ月間の短期研修した後に、3年間のレジデントを経て、今年の4月から呼吸器内科のスタッフとして勤務しております。東病院の良いところは、やりたいといえば年齢に関係なくすべてやらしてくれる点です。私も国内学会・国際学会の発表や連携大学院への進学と学位論文、医師主導治験の事務局、トランスレーショナル研究など医師6年目としては、貴重な経験を積むことができました。これらの経験はもちろん初めてでしたが、スタッフの手厚いサポートのもと完遂することができました。また東病院の呼吸器内科はオンオフがはっきりとしております。夜間休日は当番制のため、研究業務や家族との時間を大切にすることができます。実際に娘が生まれた際は育児休暇を取得し、当番以外の休日は家族と趣味の旅行をしたりして過ごしております。
臨床は教育的で熱いカンファレンスをはじめとして、気管支鏡や肺癌診療の基礎、治験患者さんを担当し、治療開発に触れることができます。百聞は一見に如かず、一度東病院の呼吸器内科カンファレンスの見学に来てください。
科長からのメッセージ
呼吸器内科長 後藤 功一
東病院呼吸器内科では、肺がんの診断から治療、臨床試験、トランスレーショナルリサーチまで、すべての研修ができます。
やる気のある方であれば呼吸器内科の臨床経験は問いません。胸部レントゲンや CT の基本的読影、気管支鏡、CT ガイド下肺針生検などの診断技術を基礎から学べます。さらに、がん薬物療法専門医や呼吸器専門医、気管支鏡専門医などの取得も、もちろん可能です。
また、臨床試験、治験を数多く実施しており臨床試験の方法論から最先端の治療まで学ぶことができます。ベッドサイドで感じた臨床的な疑問を解決するために自分で臨床試験を計画して行うことも可能です。希望に合わせて、トランスレーショナルリサーチや病理診断などを学ぶこともできます。これほど恵まれた環境での研修は他では絶対にできないと思います。
是非、我々と一緒に診断、治療、臨床試験、トランスレーショナルリサーチを行い、肺がんのエキスパートを目指しましょう。