支持・緩和研究開発支援室

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支持・緩和研究開発支援室について

支持・緩和研究開発支援室は、支持療法及び緩和治療に関する研究を支援することを目的に、2020年4月に開設されました。

支持療法・緩和治療領域に関する臨床試験では、試験開始前に多科多職種が協働できる体制整備が必要なことや、生存指標以外のエンドポイントを設定する必要があることなど従来の臨床腫瘍学での方法論と異なる部分が多く、支援方法も従来とは異なった体制で行う必要があります。さらに、今後、支持療法・緩和治療領域の新規薬剤や医療機器の開発が活発になることが予測されます。

臨床研究中核病院として開発拠点となる国立がん研究センター東病院では、これらに対しての支援基盤の構築に取り組んでいます。

活動

支持・緩和研究開発支援室は院内外の研究者及び企業からの開発立案段階からの相談を広く受ける窓口として下記3つのプロジェクトを柱として活動しています。

  1. メディカルスタッフ(看護師・薬剤師・作業療法士など)主導臨床研究の体制支援構築
  2. 支持療法・緩和治療領域に用いる新規医薬品のEarly phaseの臨床試験プロトコール作成支援基盤構築
  3. 支持療法・緩和治療領域に用いる新規医療機器開発に関する産学連携体制の構築

更新日:2024年4月9日