レディースセンター幅広い年齢層の女性がん患者さんが安心し、治療を受けられる環境を実現するために
国立がん研究センター レディースセンターは幅広い年齢層の女性がん患者さんが安心し、かつ日常ならびに社会生活の大きな変化を強いられることなく治療を受けられる環境を実現するため2018年9月に開設しました。また、開設に併せ、女性がん患者さんが抱える悩みを丁寧にヒアリングし、課題を抽出し院内の適切な部署へ迅速に繋ぐための総合的な窓口として、「女性看護外来 」を2018年8月より病院棟2階に設置しました。女性看護外来では、それぞれの診療科を通じてサポートが必要な患者さんの相談依頼に対し、診療科や関連各部署横断的で適切なサポートができるよう、多職種によるカンファレンスを定期的に開催し、スムーズな対応を進めていきます。
また、レディースセンター開設に伴い、当センター周辺の地域施設や国内医療機関・施設との間で、病診連携だけでなく専門知識や経験を有する人材を育成するプログラムも実施することにより、このレディースセンターが国内外のモデルケースとして普及しさらに充実していくことも目指していきます。