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薬剤管理指導業務
薬剤師が、お薬による治療を正しく理解していただくためにお部屋に伺い、抗がん剤、医療用麻薬等を中心に説明書、パンフレット等を使用して説明を行っています。
抗がん剤の説明
抗がん剤の説明は治療方法ごとに作成した説明書や製薬会社のパンフレット等を用いて、「治療スケジュール」、「起こりやすい副作用」、「注意が必要な副作用」、「副作用が起きた時の対処法」等について説明を行っています。また、抗がん剤の副作用に対して退院後も困ることのないように退院指導の際に当院で作成した冊子を用いて説明を行っております。
医療用麻薬の説明
医療用麻薬の説明は製薬会社のパンフレット等を用いて説明を行っています。医療用麻薬を使用するかどうかは痛みの強さによって決められています。病状が初期の段階であっても激しい痛みにはモルヒネなどの医療用麻薬を使用しますが、痛みが激しくなければその他の鎮痛剤も使用します。医療用麻薬はがんの痛みに合った量を、時間を決めて定期的に使用すれば、麻薬中毒や麻薬依存にならないということが研究でわかっています。私たちは患者さんへ医療用麻薬の正しい知識と適正な使用について知っていただけるように努めています。
その他の飲み薬の説明
抗がん剤以外のお薬についても、処方されたお薬の量や飲み合わせについて確認を行った後にお薬の作用や注意点について説明を行っています。また、お薬を飲んだ後の副作用についても確認を行っています。
また、抗がん薬を投与した際には患者さんに表れた副作用を評価して、症状を和らげるお薬や症状を予防するお薬の提案を医師に行い、処方されたお薬の説明を行っています。