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主な抗がん剤の副作用とその対策便秘について
便秘について
抗がん剤により腸管運動が低下して便秘が起こります。
また、制吐剤や鎮痛薬によっても便秘が引き起こされます。
食事の量・内容の変化や体を動かさないことも原因となります。
主な便秘の薬
腸の動きを強める
- センノシド
- ピコスルファートナトリウム
便の水分を保ち、便が硬くなるのを防ぐ
- 酸化マグネシウム
腸液の分泌を促して便を柔らかくする薬
- ルビプロストン
医療用麻薬による便秘に対して用いる
- ナルデメジン
Q:便秘の時にはどんな点に気をつけて生活すればよいですか?
腸管の動きを活発にしたり、硬い便をやわらかくしたりすることが大切です。
- 水分を十分とり、野菜や芋類などの繊維の多い食品をとるようにしましょう。
- 無理のない程度の軽い運動をするようにしましょう。
- 排便の習慣をつけるために、毎日同じ時間に排便を試みましょう。
- 便意を催したら我慢せずにトイレに行きましょう。