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国立がん研究センター柏キャンパス 30周年記念
公開日:2022年8月2日
国立がん研究センター柏キャンパス(東病院/先端医療開発センター)は、2022年7月に開院30周年を迎えました。これを記念して、柏キャンパスの30年をふりかえる動画を作成いたしました。ぜひご覧ください。
柏キャンパス30年の歩み
1992年
- 国立がんセンター東病院 開院
- 緩和ケア病棟 開設
1994年
- 研究所支所 開設
1997年
- 世界で二番目の陽子線治療装置を設置
2002年
- 頭頸部表在癌の内視鏡的診断・治療およびNBI(Narrow Band Imaging)内視鏡の開発
- 食道がん化学療法後における救済Photodynamic therapy(PDT)治療
2003年
- 国際共同試験への参加
- 下部消化管外科および泌尿器科による骨盤外科としての診療取り組みの開始
- がん間質線維芽細胞が骨髄由来であることを初めて証明
2004年
- タキソール内包ミセルPhase I開始
- 患者・家族支援相談室/医療連携室 開室
2005年
- 「がん看護研修」の開催
- 先端医療による強度変調放射線治療IMRTの開始
- 肺癌におけるEGFR遺伝子変異探索
- 臨床開発センター 設立
- 整容性向上を目指した乳癌手術の2つの取り組みをスタート
2006年
- 土曜日の日当直実施により、緊急検査への即応体制を構築
- 支持療法チーム(緩和ケアチーム) 発足
- 治験病棟 開設
- 薬剤師レジデント制度開始、がん薬物療法認定薬剤師研修事業による研修生受け入れ
- 栄養サポートチーム(NST) 発足
- 機能診断開発部 開設
- がん間質ターゲティングのための抗フィブリン抗体の作製
2007年
- ペプチドワクチン療法のPhase I試験スタート
- 「安らぎのある看護」を目指した看護師教育プログラムの構築
- がん診療に携わる医師に対するコミュニケーション技術研修会(CST)開始
- 日韓合同First in Human試験
- 画像誘導放射線治療(IGRT)の開始
- 東病院に治験事務局を設置
- 東病院版バイオバンクスタート
2008年
- 下部直腸癌に対する肛門括約筋温存手術(ISR)の第 I/II 相試験集積終了
- 国立がん研究センター東病院地域医療連携のための情報交換会 発足
- 緩和ケアプログラムによる地域介入研究
- 症状別の料理教室「柏の葉料理教室」第一回開催
- 3T(テスラ)超伝導MRI装置の導入
- 薬剤師の外来診療への同席開始
- がん医薬品・医療器機の先端医療開発特区(スーパー特区)に採択される
2009年
- 東京理科大学連携大学院 開設
- 外来化学療法の標準的管理システムの構築
- 中央・東病院共通バイオバンクスタート
- 画像誘導強度変調陽子線治療法の研究
- 臨床研究センタープロジェクト棟竣工
- 高磁場MRI-SPECT-光-複合イメージング施設 開設
- 患者の安心・安全を考えた二交代制勤務の導入
- 在宅療養のための退院支援・調整看護師による支援体制の構築
2010年
- 独立行政法人 国立がん研究センターとして新スタート
- 手術侵襲の低減に向けての取り組み強化
2011年
- CPC(Cell Processing Center)完成披露
- 鏡視下手術をリードするHigh Volume Centerとして確立
- 320列検出器CT装置を用いた放射線治療計画
- 医療安全管理担当の副院長・看護師長配置
- 頭頸部内科が科として独立
- 新包括同意に基づくバイオバンクスタート
- 早期探索臨床試験拠点整備事業に採択される
- 診療録は「物」の管理から「情報」の管理へ 診療情報管理室 設置
- 小細胞肺癌の網羅的ゲノム解析による新たな治療標的の探索
2012年
- 理学療法士、言語聴覚士の採用
- 陽子線治療 海外からの患者受け入れ開始
- 臨床開発センターに内視鏡機器開発分野を新設
- 院内クリニカルシークエンス体制の構築(ABC study)
- 早期・探索臨床研究センター(EPOC) 設立
2013年
- 家族性腫瘍外来 開設
- 検体検査のブランチ化
- 認定看護師教育課程 開設
- 新薬開発分野でJCOGバイオバンクの稼働が開始
- 「がん患者さんのための国がん東病院レシピ」 発刊
- 臨床腫瘍病理分野ISO15189取得
- 新薬開発分野が革新的イノベーション創出拠点(COI(Center of Innovation))プログラムに参加
2014年
- 手術支援ロボット「ダ・ヴィンチSi」での初症例
- がん専門修練薬剤師制度開始
- サポーティブケアセンター 開設(患者・家族支援相談室/医療連携室を組織改組)
- リハビリテーションセンター 開設
- 院内認定「IVナース」誕生
2015年
- SCRUM-Japan始動
- 先端医療開発センターに免疫トランスレーショナルリサーチ(TR)分野を新設
- 「東病院臨床開発センター」と「早期・探索臨床研究センター」を統合再編し、「先端医療開発センター(EPOC)」を設立
- 放射線品質管理室 設立
- SCRUM-Japan臨床ゲノム統合データベースを運用開始
- 臨床研究中核病院に認定される
- 「NURSEを用いたコミュニケーションスキル」国立がん研究センター東病院看護部編集・発刊
2016年
- 感染制御室本格稼働
- NCC発ベンチャー 株式会社凛研究所 設立
- 頭頸部表在癌全国登録調査開始
- 遺伝子診療部門 開設
- 新薬開発分野・松村保広前分野長がトムソン・ロイター引用栄誉賞受賞
- 山形県鶴岡市国立がん研究センター連携研究拠点の形成
2017年
- 放射線技術部 設置
- 臨床工学室 開室
- 厚生労働大臣より特定機能病院の承認
- 次世代外科・内視鏡治療開発センター(NEXT) 開設
- 酸素飽和度イメージング薬事承認
- 他施設共同研究に寄る網羅的ゲノム解析に基づく大腸がん治療効果予測バイオマーカーの開発
2018年
- がんゲノム医療中核拠点病院の指定および連携病院について
- トランスレーショナルインフォマティクス(TI)分野の新設/ゲノムトランスレーショナルリサーチ分野の改組
- 東京理科大学とのクロスアポイントメント制度による異分野融合研究の開始
- さくらテラス 設置
- レディースセンター(現:LIFE支援センター)の開設、婦人科常勤スタート
- ブランチラボ(SRL)から内製化へ
- ラインスキャニングを用いた強度変調陽子線治療の国内初の臨床治療開始
- 入院準備センター 開設
2019年
- 東病院人材育成センター設置、ジョブローテーションスタート
- クオリティマネジメント室 開室
- 米国ベス・イスラエル・ディーコネス・メディカル・センター キャンサーセンターと研究協力に関する覚書を締結
- 研究企画推進部門新設、EPOCプロジェクト研究開始
- 先端医療開発センターと湘南ヘルスイノベーションパーク、がん創薬支援プラットフォームの設立に向けた覚書締結
- 初めてのEMAのInspectionを受ける
- 国立がん研究センターと三井不動産 柏の葉スマートシティにおいて国立がん研究センター東病院と連携した宿泊施設計画「(仮称)柏の葉ホテル計画」の合意~がんの「治療」と「研究」を支える宿泊施設を2022年に開業予定~
- がんの「治療」と「克服」を目指したライフサイエンス拠点の形成に関する基本協定書締結
- AMED(国立研究法人日本医療研究開発機構)次世代医療機器連携拠点整備等事業における国内14拠点の1つに採択
- AMED(国立研究法人日本医療研究開発機構)医療器機等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業(先進的医療機器・システム等開発プロジェクト)オリンパス社と情報支援内視鏡外科手術システムの開発開始
- AMED(国立研究法人日本医療研究開発機構)医療器機等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業(先進的医療機器・基盤技術開発プロジェクト)産業利用可能な内視鏡手術動画データベース「S-access JAPAN」の構築完了・運用開始
- 病院機能評価(一般病院3 3rdG:Ver2.0)を取得
- 柏の葉料理教室から生まれたがん症状別レシピ検索サイト「CHEER!(チア―)」 開設
2020年
- 新型コロナウィルス感染症パンデミック
- 次世代シークエンサー等を用いた遺伝子パネル検査に基づくがん診療ガイダンス第2版発出
- 医療コンシェルジェ推進室設置、鶴岡市立荘内病院との診療連携協定の締結
- せん妄対応プログラム(DELTA program)に基づくせん妄ハイリスク患者ケア加算の診療報酬化
- 胃がんに対するtrastuzumab deruxtecanの第II相試験の結果がThe New England Journal of Medicine誌に掲載され、胃癌で世界に先駆けて承認される
- 胃がんに対するIenvatinib+pembrolizumabの第II相試験の結果が、Lancet Oncology誌に報告され、胃がんに対する第III相試験が開始される
- リキッドバイオプシーによるがん個別化医療の実現を目指す新プロジェクト「CIRCULATE-Japan」始動 -見えないがんを対象にした世界最大規模の医師主導国際共同臨床試験を開始-
- レディースセンター(現:LIFE支援センター)においてがん生殖専門外来スタート(遺伝性乳がん卵巣がん症候群保険診療化に伴うHBOC診療体制開始)
- がんワクチン開発の経験を生かした新型コロナワクチン及びT細胞検査法の開発
- 免疫TR分野・西川博嘉分野長がAAAS(American Association for the Advancement of Science),Elected Fellow 2020に選出
- 看護師ユニフォームの2色制導入(働き方改革の推進)
- 手術件数が4000件を超える
2021年
- 東病院でPhase1およびPhase3試験を行ったアルミノックス治療の保険診療が開始(国内第1例)
- 国立がん研究センターと株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ ベンチャー支援プログラム「NCC Venture Incubation Program」開始
- ジェトロと国立がん研究センター 包括的連携推進協定を締結
- 骨軟部腫瘍科 新設
- 「iPS細胞由来ナチュラルキラー細胞を用いた卵巣がん治療に関する治験」における第一症例目の移植実施
- 当院AROが支援する医師主導治験で初のGCP適合性調査
- 酸素飽和度イメージング内視鏡がFDA(米食品医薬品局)の薬事承認を取得
- 国立がん研究センター認定ベンチャーA-Tractionが朝日インテック社に買収、朝日サージカルロボティクスに
- 橋渡し研究推進センター(CPOT) 設立
- フォトンカウンティングCT・次世代MRIの共同開発
- メディカルアシスタント室 開室
- 国際臨床試験データシェアリング事業「ARCADアジア」始動
- 第59回日本癌治療学会学術集会を主催(林隆一会長)
- フレデリック国立がん研究所と覚書を締結、AIを活用した新薬開発の連携
- 肺がんの新規ドライバー遺伝子を発見
- HER2陽性大腸がんに対する抗HER2抗体併用療法の有用性を確認~HER2陽性大腸がん患者さんに対して世界初の承認薬の誕生~