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東病院長年頭のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
皆様には、さわやかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年、当院への数々のご支援に対しまして、御礼申し上げます。
昨年4月より、東病院長の任につかせていただきました。多くの患者さんに当院での診療を支えていただく中、創薬、機器、臨床開発、などの活動を加速し、がん患者さんへ、取りこぼしがないようベストな医療の提供に努めてまいりました。
再生医療(ウイルス、細胞)、放射線内用療法、新しい外科治療(ロボット、AI)に加え研究面においても、世界のがん患者さんへ役立つ医療・研究成果も発信できるようになりました。また、隣接する民間ラボと連携し、再生医療など新医療を創造する柏の葉での基盤整備も進んでいます。院内においても、患者さんとご家族が治療に向き合えるように、初診時からの多職種サポート(生活、就労、緩和)をすすめ、共感力の向上に努めています。アクセス向上を目指し、検査、治療などでの敷地内ホテル宿泊パックなどの取り組みも進め、高評価を得ています。患者さん目線でのがん医療を目指した体制整備も進めてまいります。
今後も、高齢者・若年者がん、地域医療、ドラッグラグなどの問題を注視し、取りこぼしのない医療を目指してまいります。2025年も多くのがん患者さんに貢献できるよう、引き続き職員一同全力で取り組んでまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年1月
国立がん研究センター東病院
病院長 土井 俊彦