土井 俊彦東病院長の就任会見を行いました

2024年5月27日

 

2024年4月1日付で東病院の病院長に就任した土井 俊彦（どい としひこ）が4月25日に就任の記者会見を行いました。

選任者である 中釜 斉理事長から東病院及び先端医療開発センターにおける長年の勤務経験を経て、2014年からは副院長として先導的な役割を果たしてきた実績が紹介され、土井 俊彦病院長からは以下の所信を述べました。

土井 俊彦東病院長

 

東病院では、「世界最高のがん医療の提供」「世界レベルの新しいがん医療の創出」をビジョンに掲げ、SCRUM-Japanを中心としたデータの蓄積や臨床試験の開発、最先端医療の提供するためのアカデミアのシーズを中心としたFIH試験、遠隔手術支援システムやリモート外来チェックインといった医療DX、NCC発ベンチャーの育成・支援に取り組んでまいりました。今後もこうした取り組みを推進していくとともに、中央病院と強力に連携し、新しい医療を適切に患者さんに届けることを目指して以下の事に取り組んでまいります。

• バイオテクノロジー技術を組み合わせることでより多くの患者さんに有効な薬剤が登場している中で、個々の患者さんのデータを収集し、患者さんに適した薬剤をお届けできる仕組みを構築します。
• がんを患っても日常生活の質を下げない活動長寿に向けた医療を提供するとともに、若い患者さんに早い段階で治療、予防を行うことを推進します。
• 引き続き、他企業と連携した再生医療プラットフォームにより、オープンイノベーションに繋がるサイクルを回していくことで、国内における医療の産業化育成を目指します。

 

選任者である中釜 斉理事長（写真中央）、同じく新たに就任した瀬戸 泰之中央病院長（写真左）と

 

土井 俊彦東病院長の経歴などは以下からご覧いただけます。

• 東病院　新病院長就任のお知らせ

https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2024/0401_1/index.html