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実績について

東病院消化管内視鏡科はスタッフ医師6名を中心に、消化管内視鏡検査や治療を行っています。2017年5月に開設した次世代外科・内視鏡治療開発センター(NEXT)棟1階の内視鏡センターは国内最大規模を誇り、2025年度は、年間で約16,300件の内視鏡検査・治療を行いました。いずれの検査、治療実績も国内では極めて多くの件数を誇ります。

現在、がんに対する治療は、進行度や患者さんの状態に応じて様々な治療選択があり、より体への負担を少なくした、低侵襲にがんを治す治療方法の開発が進んでいます。消化管内視鏡領域においても、内視鏡的粘膜下層剥離術 (ねんまくかそうはくりじゅつ/ESD:イーエスディー)の普及によって、従来外科手術を受けて、臓器を摘出されていた大型の早期がんに対しても、内視鏡治療の適応が拡大されつつあります。そのため、臓器を温存した低侵襲な治療法でがんを切除できる患者さんが増えています。低侵襲な治療を行うことで、食事開始時期や入院期間も短縮しています。東病院では、ESD以外にも消化管拡張術(ステント留置術やバルーン拡張術など)、胃瘻(いろう)造設術、がん細胞に親和性の高い光感受性薬剤を使ったレーザー治療(光線力学療法/PDT:ピーディーティー)も多数行っています。

 

表 内視鏡検査・治療件数
(2021年度から2025年度)
  2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
消化管内視鏡検査・治療総件数  15,662 15,957 16,170 16,445 16,321
上部消化管内視鏡検査  9,666  9,667 9,710 9,901 9,789
超音波内視鏡  109  110 133 132 91
食道内視鏡的粘膜切除 (EMR/ESD総計)  279  244 366 380 294
食道ESD  229  214 305 321 261
胃ESD  284  316 281 339 307
内視鏡的食道拡張術  730  772 750 753 898
経皮内視鏡的胃瘻造設術  131  113 112 106 95
光線力学療法(食道)  39  31 47 28 11
大腸内視鏡検査 3,539  3,791 3,957 3,980 3,969
ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除(大腸) 1,728  1,739 1,843 1,976 2,077
大腸ESD 135  141 109 125 149
内視鏡的粘膜切除(頭頸部) 76  98 109 105 97

EMR:内視鏡的粘膜切除術(ねんまくせつじょじゅつ)
ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術(ねんまくかそうはくりじゅつ)

更新日:2026年4月21日