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6.診療実績
6-1.⾷道がんの総⼿術件数
術式を問わず⾷道がん患者さんに対する根治的切除再建術などの総数は、2023年度の1年間に185件行いました。
6-2.⾷道がんに対する⾷道亜全摘術の⼿術件数
手術症例数は、2019年よりロボット支援食道切除術を開始し、2024年3月で250例以上を行っています。
化学放射線療法後のがんの遺残と再発への救済食道切除も積極的に行っており、現在までに280例以上の救済手術を経験しています。
胸部食道がんに対する手術数(胸部の食道がんに限定)
超高齢者や低心肺機能患者などへの負担の少ない縦隔鏡手術を腹腔鏡手術と併用し、最近ではロボット支援縦隔鏡手術も実施しています。
2023年は160例に食道切除、全例で低侵襲の胸腔鏡もしくは縦隔鏡での手術を行いました。また105例(67%)に、da Vinciでのロボット支援食道切除術を実施しています。
6-3.⾷道亜全摘術以外の頸部⾷道がんに対する⼿術件数
頸部食道がんへの咽頭温存手術も多く手掛けております。
頸部⾷道がんの場合には⾷道亜全摘を伴う広範囲のリンパ節郭清を省略できる症例があります。その場合には、喉頭(発声機能)を可能な限り温存してQOL(生活の質)を維持する⼿術を積極的に⾏っております。
頸部食道がんに対する手術件数
6-4.その他の食道がん治療件数
⾷道がんに対する当院の内視鏡治療の件数(消化管内視鏡科)や、放射線治療の件数(放射線治療科)については当該各科のホームページをご参照ください。
いずれの治療も⼿術と同様に極めて多くの治療件数であり、新しい治療をおこなっています。