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大腸外科

レジデント1日体験プログラム 大腸外科

集合写真

  • プログラム代表者名
      森 貴志、池田 公治、伊藤 雅昭
  • 構成
    スタッフ医師 10名、がん専門修練医 1名、正規レジデント 8名
  • 関連リンク

募集要項・研修概要・診療科紹介

研修内容や各研修プログラムコースの詳細は下記をご覧ください。
注:テキストまたは画像をクリックするとPDFが開きます。

  • 募集要項(大腸外科概要)の画像
  • 募集要項(大腸外科概要)の画像

東病院 大腸外科のPRポイント

特徴

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大腸外科では年間400~500症例の大腸癌手術を行っています。また、特徴として次のことが挙げられます。

  1. 大腸癌手術における直腸癌の割合が50%を超えており、95%の症例において腹腔鏡下手術が行われている
  2. 肛門温存手術(括約筋間直腸切除術:ISR)を行うとともに、新しい術式である経肛門的内視鏡下直腸間膜切除術(TaTME)を数多く施行している
  3. 根治性を高めるために積極的に化学療法や放射線化学療法などの術前治療に取り組んでいる
  4. 機能(肛門機能、排尿機能、性機能)温存に努めるとともにと術後機能障害への取り組みを行っている
  5. 新規治療開発のために多くの臨床試験や治験を行うとともに、手術ロボットなどの医療機器開発を企業とともに積極的におこなっている

これらの特徴は、我々が現在までに「大腸癌の根治性の向上と術後機能の温存を両立させる」というコンセプトの基に継続的な治療開発に取り組んできた結果です。新規治療開発のための多くの臨床試験や医療機器開発において、レジデントの先生が主体となってかかわることができ、このような経験は他の施設では経験することができない貴重な経験となると思います。

教育体制

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スタッフ全員がJSES技術認定医を擁しており、定型化された手術を行っております。そして、実際にレジデントの先生がスタッフの指導の下で多くの症例を執刀することが可能です。また、毎日のmorning conferenceでは、前日に行った手術動画を3分間に編集して発表することで手術手技に対するlectureをうけることができます。

院外からも参加者がいる腹腔鏡下大腸切除勉強会を定期的に開催しており、腹腔鏡下S状結腸切除術における技術認定医取得のために必要なコツや技術を学ぶことができます。実際に、多くのレジデントの先生が当院で行った手術動画で内視鏡技術認定医に合格しています。

メッセージ

日本の大腸がん治療を担う、次世代のリーダーを育成することを目標としています。そのためには、手術技術の向上だけではなく、臨床試験や機器開発などの新規治療開発など多くのことを学ぶ必要があります。ともに、世界レベルの大腸外科医を目指しましょう。

1日体験プログラム情報

複数日程の体験

お勧めの曜日・プラン

月曜日、火曜日(月曜日は症例検討に参加できるので、より密度の高いレジデント体験が可能です)

対応の難しい日

特にありません(ご連絡時に日程調整いたします)

1週間のスケジュール

 
8:00 Morning Conference
9:00 手術見学
“名匠の技”
10:00
11:00
12:00 Lunch Time
13:00 手術見学
あるいは
病棟・検査見学
14:00
15:00
16:00
17:30 術前検討会 腹腔鏡手術勉強会、ワークカンファレンス(曜日不定)

参加申込・お問い合わせ

参加申込はメールにて承ります。

 各種参加申し込み

先輩レジデントからのメッセージ

片岡 淳

片岡 淳(正規レジデント 3年目)

私は関西出身で、大学卒業後も大阪の初期研修で行った市中病院で一般・消化器外科医として勤務しておりました。市中病院で様々な経験をする中で、特に腫瘍学における専門性と最新の知見を学びたく、医師10年目でこの国立がん研究センター東病院・大腸外科レジデントとして入職しました。

第一に、手術について、一般病院でも目にする結腸癌手術においても定型化された手術手技が詰まっており、加えて骨盤内臓全摘術や仙骨合併切除等の拡大手術にも積極的に参加し、日々多くの経験や勉強をしております。

次いで最新の知見については、毎朝の科内カンファレンスならびに毎週月曜日の消化管カンファレンスで多くのstudyにまつわる知見やエビデンスを交え、議論に参加しており、多くのことをこちらでも吸収できております。

また当院独自の制度として各臓器の外科や病理検査部、消化管内科等の多くの診療科をローテーションすることもできます。

最後に研究については、連携大学院制度を利用しての博士課程に所属することも可能です。当院の研究分野の特徴として、NEXT医療機器開発センターと先端医療開発センターがあり、こちらでもローテーションという形で研究に携わることも可能です。

このように多くの手術を学びながら、最新の知見や研究に携わる機会はなかなかありませんし、それをサポートいただける体制は整っております。大腸外科を考えておられる方はぜひ一度見学に来てください。お待ちしております。

長からのメッセージ

大腸外科長 伊藤 雅昭

癌治療に必要な知識、技術の習得はもちろん、新しい外科治療の世界を一緒に探求しませんか?私達が、日本が、そして世界があなたの熱いハートを待っています。

更新日:2024年7月19日