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がんゲノム医療について
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院では、がんに生じている遺伝子の変化を網羅的に解析し、患者さんの治療選択に役立てるがん遺伝子プロファイリング検査(以下、がん遺伝子パネル検査)を2019年7月3日より保険診療で実施しています。
このがん遺伝子パネル検査では、一回の検査でがんに関連する遺伝子を網羅的に調べ、抗がん剤の選択に役立てることが期待されます。一方で、がん遺伝子パネル検査によっても遺伝子の変異が見つからない場合や、変異が見つかってもそれに対応する抗がん剤がないなど治療に結びつかない場合もあります。これまでの臨床研究において遺伝子変異に合う薬剤投与ができた患者さんは全体の1割程度です。「がんゲノム医療とは」をよくお読みの上、主治医等とよくご相談ください。
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