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「第3回 メディカル・デバイス・イノベーションin 柏の葉」を開催しました
2019年9月19日、柏の葉キャンパス駅前のKOIL スタジオにおいて「第3回 メディカル・デバイス・イノベーションin 柏の葉」を開催され、医師、アカデミア、大手企業、スタートアップ企業、ベンチャーキャピタル、経済産業省 等から100名を超える方が参加しました。
主催者挨拶
- 大津 敦
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院 院長
- 占部 治
独立行政法人中小企業基盤整備機構 関東本部 本部長
当院院長の大津先生、中小機構関東本部長の占部様よりご挨拶いただき、柏の葉におけるました。
『健康・医療システムの在り方 ー高齢化の進展と疾患の性質変化を踏まえてー』
- 江崎 禎英
内閣官房健康・医療戦略室次⾧
経済産業省商務・サービスグループ政策統括調整官
厚生労働省医政局統括調整官
最初の講演では、社会をより良いものにしていきたいという思いを強く持ち、経済産業省の官僚でありながら医療制度の改革に常に取り組んでいらっしゃる、「社会は変えられる 世界が憧れる日本へ」の著者でもある 内閣官房健康・医療戦略室次長の江崎禎英氏が、健康・医療システムの在り方と題し、これまでの医療政策を振り返り、現在の医療制度がどのような社会背景の下で構築されてきたかを分かりやすく解説していただき、少子高齢化や医療の高度化が進む現在求められている制度との乖離がある現状と、江崎さんが今、進めていきたい医療・健康制度改革の方向性について、熱く語っていただきました。
『ジョンソン・エンド・ジョンソンにおけるオープンイノベーションモデル』
- 楠 淳
ジョンソン・エンド・ジョンソンイノベーション アジアパシフィックイノベーションセンター 日本担当ディレクター
次の講演では、ジョンソン・エンド・ジョンソンイノベーション アジアパシフィックイノベーションセンターの日本担当ディレクターである楠氏から、ヘルスケア領域におけるイノベーションに向けたジョンソン・エンド・ジョンソンの取り組みを紹介していただきました。
『次世代医療機器連携拠点としてのNEXTの取組』
- 伊藤 雅昭
国立がん研究センター東病院 大腸外科 科長 / NEXT医療機器開発センター 手術機器開発室 室長
最後の講演は、当院NEXT医療機器センター手術機器開発室長 伊藤先生が、2019年度から始まったAMED次世代医療機器連携拠点事業(国内14拠点の1拠点に伊藤先生を代表者として当院が採択された事業)において計画されている5年間の展望と方針、当院の医療機器開発拠点としての取り組みについて熱く語りました。また、2年前に開設された当院NEXT医療機器開発センターにおける医療機器開発の活発な取り組みの一端を紹介しました。
医療機器ベンチャー企業によるショートプレゼンテーション
以下の10社によるショートプレゼンが実施されました。
株式会社KORTUC, 株式会社 Integral Geometry Science, セルスペクト株式会社, 株式会社APSAM Image, bitBiome株式会社, iBody株式会社, 五稜化薬株式会社, Blue Industries株式会社, アール・ナノバイオ株式会社, TeamSDT
懇親会・名刺交換会
乾杯の発声を当院の伊藤先生が、中締めの挨拶はTeam SDTの岡本淳先生(東京女子医科大学特任准教授)にお願いしました。
講演、ショートプレゼンテーションの登壇者と参加者の間で、活発な議論が繰り広げられ、会場は熱気にあふれていました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
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