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当院の職員及び患者さんにおける新型コロナウイルス感染症の発生について(第1報)
2022年3月4日
国立がん研究センター東病院
今般、国立がん研究センター東病院に勤務する職員4人及び入院患者さん6人が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。
本件については、速やかに保健所に報告し、保健所の指導のもと対応しております。皆様にはご心配をおかけいたしますが、感染拡大防止に全力で努めてまいります。
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、今後新たな情報がございましたら、このホームページにてご報告させていただきます。
(感染判明の経緯)
当院では、患者さんの入院の際に新型コロナウイルスのスクリーニング(抗原検査)を実施しているところですが、3月1日、咽頭痛を訴えた看護師2人(同一病棟勤務)に対し当院で検査を実施したところ、新型コロナウイルスの感染が判明しました。
同病棟では2月23日に1人、2月28日にもう1人の看護師の感染が確認されていたため、同日(3月1日)、同病棟の看護師及び入院患者全員の検査を実施したところ、入院患者さん5人と当日退院した患者さん1人に新型コロナウイルスの感染が判明しました。
他のスタッフ(診療に関係した医師、薬剤師等)に対しても検査を実施していますが、今のところ、他に陽性者はでていません。
(病棟内での感染対策)
当院では職員全員、病棟内での勤務においてサージカルマスクを着用し、必要に応じてアイシールドを着用、患者さんへの対応ごとに手指消毒を行っています。
なお、当該職員および患者さんの関係する施設・設備につきましては、すべて消毒作業が完了しております。
(感染者の症状と現状)
これまでに新型コロナウイルスへの感染が判明した職員、患者さんの症状・現状は次のとおりです。
- 患者さんの発症は、6名です。中等症2名、軽症2名、無症状2名です。
中等症・軽症の患者さんは、当院コロナウイルス感染症病棟に入院しています。
無症状の2名は、自宅療養になっています。 - 職員4人は、全員が軽症で、自宅療養となっています。
(診療体制について)
当該病棟については、新規入院などを中止しております。
その他の病棟および外来診療につきましては、診療業務を制限せずに継続しております。
引き続き感染拡大防止に努めるとともに、職員全員に感染対策の徹底を図ってまいります。