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東病院長年頭のご挨拶
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年も新型コロナウィルス感染症拡大で社会的な試練が継続した1年となりましたが、当院では通常のがん診療を継続することができ、各方面の皆様に厚く御礼申し上げます。
東病院はわが国のがん医療の基幹病院として、より良質で最新のがん医療を速やかに患者さんに提供することを心がけ、新規にご紹介いただきました患者さんは年々増加しております。
より多くの患者さんに最新のがん治療を快適にお届けできるよう2022年7月に病院敷地内ホテルをオープンし、通院治療を受けられる方や遠方からお越しになる患者さんに多数ご利用いただいております。患者さんの心理面や社会生活などの不安にも対応できるよう、初診時から多職種でサポートする取り組みも開始しております。また、新たな試みとして山形県鶴岡市立荘内病院と遠隔医療連携を構築し、がん相談外来や同院での腹腔鏡手術のオンラインサポートも開始しました。
がん治療は世界的に日進月歩で進んでおり、当院からも世界のがん医療の進歩に大きく貢献できる成果も複数出てまいりました。2023年もより多くの患者さんにとって新たな希望の1年とすることができるよう、引き続き職員一同全力で取り組んでまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2023年1月
国立がん研究センター東病院
病院長 大津 敦