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情報発信
こちらのページでは、臨床倫理支援室から医療関係者の皆さまへ情報発信を行っています。
多職種臨床倫理教育のためのケース活用ガイド
当センターの「がん専門病院における臨床倫理支援体制の構築に関する研究」班の研究成果物です。このガイドは、がん医療で行き当たることの多い10件のテーマを題材に、倫理的な側面から話し合い、ケースを読み解く力を養うための教育資材として作成しました。
- ケース検討する際のポイント
- 本テーマに関係するケースとその参照情報
- 関係するガイドライン・参考文献等を整理・紹介しています。
ぜひ、多職種での連携を深めながら活用いただければ幸いです。
臨床倫理コンサルテーション・サービス開始のための10ステップ
当センターの「がん専門病院における臨床倫理支援体制の構築に関する研究」班の研究成果物です。当センター中央病院では、2017 年に臨床倫理支援室を設置し、「患者中心のがん医療の実現」という理念のもと、2018年5月より職員に対する臨床倫理コンサルテーション提供を開始しました。このステップは、その過程で参照した国内外の医療機関の取組み並びに関連する文献等に基づき、コンサルテーション・チームを立ち上げる際に一般的に検討が必要だと考えられる点を整理したものです。各医療機関のコンサルテーション・チームの立上げと運用のご参考になれば幸いです。
がん診療拠点病院等における臨床倫理委員会の実態調査結果
当センターの「がん医療における臨床倫理委員会の機能と役割に関する研究班」(国立がん研究センター研究開発費31-A-19)の研究成果物です。2020年7月から9月にかけて全国のがん診療連携拠点病院、地域がん診療病院、小児がん中央機関又は小児がん拠点病院、がんゲノム医療中核拠点病院またはがんゲノム医療連携病院(全447病院)を対象に、臨床倫理委員会の実態を把握することを目的に行った質問紙調査の結果が主な内容です。
がん診療拠点病院等における臨床倫理委員会の実態調査結果(PDF:762KB)
臨床倫理委員会の設置と運営の手引き
当センターの「がん医療における臨床倫理委員会の機能と役割に関する研究班」(国立がん研究センター研究開発費31-A-19)の研究成果物です。上記の実態調査結果を参考にして、臨床倫理委員会の設置と運営の参考になることを目指して作成しました。委員会の立上げから運用までのプロセスの中で検討すべきポイントを示す内容になっています。また、文末には委員会の規程モデルも作成しました。委員会の新設や見直しのご参考になれば幸いです。
ジレンマ・メソッドを活用したオンライン倫理カンファレス実施マニュアル
当センターの「がん医療における臨床倫理委員会の機能と役割に関する研究班」(国立がん研究センター研究開発費31-A-19)の研究成果物です。「ジレンマ・メソッド」という手法を用いて実施する臨床倫理カンファレンスをオンライン上で開催するためのノウハウを解説しました。