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国立がん研究センター中央病院の内視鏡医が内視鏡的粘膜切除術(EMR)における世界的エキスパートに選出されました
2021年12月14日
in English
生物医学系の論文を集計し研究者を評価する「Expertscape」で、当センター中央病院 内視鏡科 消化管内視鏡科の医師らが「Expert in Endoscopic Mucosal Resection : Worldwide(参考)」(内視鏡的粘膜切除術(EMR)における世界的研究者)に選出されました。特に、斎藤豊医師(中央病院 内視鏡科 科長、内視鏡センター長)はEMRに関する論文において世界トップレベルのエキスパートと評価されました。
Expertscape社が運営するサイト「Expertscape」では、2011年から2021年の10年間でアメリカ国立医学図書館(NLM)が運営するサイトPubMedに掲載された生物医学系論文を29,000トピックスに分け評価しています。EMRでは全世界で11,758名の研究者が評価され、中央病院では、以下の医師が高く評価されました。
斎藤 豊医師
阿部 清一郎医師
小田 一郎医師(内視鏡科 非常勤医師)
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松田 尚久医師(検診センター 客員研究員)
山田 真善医師
坂本 琢医師(内視鏡科 非常勤医師)
内視鏡科・内視鏡センターのメンバー
また中央病院 内視鏡科 消化管内視鏡に所属する医師は、消化器内視鏡(Gastrointestinal Endoscopy)、胃粘膜(Gastric Mucosa)、腸粘膜(Intestinal Mucosa)の分野でも高く評価されています。
参考
Endoscopic Mucosal Resection: Worldwide - Expertscape.com(外部サイトにリンクします)
中央病院 内視鏡科 消化管内視鏡について
中央病院 内視鏡科 消化管内視鏡は世界内視鏡機構(World Endoscopy Organization: WEO)より世界で20施設、日本では2施設目の優秀施設(Centers of Excellence)に選ばれました。多施設共同臨床試験グループであるJCOGの基幹施設として、日々がん患者さんに新たな治療法を提供するための臨床試験を数多く行っています。また、内視鏡技術の向上のため、スタッフは世界中で講演やデモンストレーションを行っています。