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中央病院職員における新型コロナウイルス感染症の発生について(第1報)
2022年5月27日
国立がん研究センター中央病院
今般、国立がん研究センター中央病院の同一病棟の勤務職員15名および入院患者さん7名が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。
それぞれの勤務場所等の消毒を適切に実施し、保健所と連携し感染拡大防止に努めてまいります。
皆様にはご心配をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。
なお、今後新たな情報がございましたら、ホームページにてご報告させていただきます。
(感染判明の経緯)
5月24日、発熱、咽頭痛等を訴えた看護師2名(同一病棟勤務)について、当院で新型コロナウイルスPCR検査を実施したところ、陽性と判明しました。
5月25日に同病棟の職員及び入院患者さん全員の検査を実施したところ、新たに職員13名および入院患者さん6名と当日退院した患者さん1名に新型コロナウイルスの感染が判明しました。
(感染者の症状と現状)
これまでに新型コロナウイルスへの感染が判明した職員、患者さんの症状・現状は次のとおりです。
- 患者さんの発症は、7名です。軽症4名(うち1名は退院)、無症状3名です。
入院中の軽症・無症状の患者さん6名は、当院の新型コロナウイルス感染症病棟に入院しています。 - 職員15名は、全員が軽症または無症状で、自宅療養となっています。
当該病棟で勤務する他の職員17名につきましては、自宅での健康観察としています。
(病棟内での感染対策)
当院では、患者さんの入院の際に新型コロナウイルスのスクリーニングの基準を設け、必要な患者さんにはPCR検査を実施しております。また、職員全員、病棟内での勤務においてサージカルマスクを着用し、必要に応じてアイシールドやガウン等を着用、患者さんへの対応ごとに手指衛生を行っています。
なお、当該職員および患者さんの関係する施設・設備につきましては、すべて消毒作業が完了しております。
(診療体制について)
その他の病棟および外来診療につきましては、診療業務を制限せずに継続しております。
引き続き感染拡大防止に努めるとともに、職員全員に感染対策の徹底をしてまいります。