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新年度のご挨拶

代表者 島田 和明(中央病院病院長)写真

新型コロナ感染症の拡大から3年の歳月がたちました。新型コロナ感染第八波もピークを越え、収束の兆しも見えてきたようです。新型コロナウイルスの感染法上の分類を5月8日から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げると決まりました。がん診療専門病院としては油断せずに引き続き、職員一同、万全な感染対策を講じ、安全な医療を提供してゆく所存でございます。

 中央病院として、希少がんや難治がんなど全ての臓器がんにおいて高度かつ専門的な医療、標準化に資する医療の提供とともに、新しい薬剤の開発、ロボット手術をはじめ低侵襲治療を邁進してまいります。

また患者・家族の皆様の視点に立った良質かつ安心な医療の提供を目指し、丁寧な分かりやすい説明を行い、情報の共有化に努めることにより、信頼関係を構築してまいります。

日ごろから医療連携を通じ、医師会・連携医療機関の先生方には大変お世話になっております。先生方のご支援なしにはがん専門病院の役割を果たすことは困難です。本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 皆様が安心してがん診療を受けられるように職員一同誠心誠意努めてまいりますので、皆様方のあたたかいご支援とご助言を心よりお願い申し上げます。

 2023年4月
国立がん研究センター中央病院
病院長 島田 和明