麻酔・集中治療科
麻酔・集中治療科について
国立がん研究センター中央病院麻酔・集中治療科は日本麻酔科学会の協力のもとに常勤医師18名、非常勤医師4名を加えた体制で、手術室17室(MRI手術室、放射線治療手術室を含む)および集中治療室(8床)の管理・運営を行っています。
麻酔は手術患者さんを眠らせて痛みをとることだけではなく、手術中の呼吸・循環・代謝や体液管理、さまざまな有害反射に対する管理などを行っています。また術中だけでなく術後疼痛を含めて、痛みのない質の良い覚醒を目指して管理しています。さらに侵襲の大きな手術や、重篤な合併症を抱える手術患者さんの管理を、周術期を通してトータルに管理できるように集中治療室の管理運営を麻酔・集中治療科によるクローズド管理で行っています。
スタッフ募集
当院は日本麻酔科学会の認定施設です。岡山大学、東京大学、東京女子医科大学、神戸大学の専門医研修プログラムで研修している専攻医を受け入れています。また、昭和大学、順天堂大学、東邦大学の研修連携施設としても登録しています。サブスペシャリティとしての心臓血管麻酔、産科麻酔を除くほぼすべての手術麻酔を経験することが可能です。基幹施設との提携により、これらの麻酔経験も可能です。
また日本集中治療医学会の認定施設です。麻酔科専門医および集中治療専門医をめざす若手麻酔科にとって、集中治療室での重症患者の診療経験も積むことが可能な施設です。麻酔や集中治療の研修だけでなく、がん専門病院における急性期部門の一翼を担っていただけるスタッフを広く募集しています。興味のある方は当院麻酔・集中治療科までご連絡下さい。
麻酔・集中治療科 科長 佐藤 哲文 tesatoh●ncc.go.jp