研究について
私達は診療以外にも新しい治療法の開発など、わが国の婦人科がん治療の改善に寄与できるように研究活動を行っております。特に日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)の婦人科腫瘍グループの事務局を担当しています。また、婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG)、北関東婦人科がん臨床試験コンソーシアム(GOTIC)に参加しております。また、婦人科腫瘍診療のブレークスルーを目指して当センター研究所と協力して基礎的な研究にも取り組んでおります。
現在進行中の臨床試験の一例(2024年4月現在)
- JCOG1203:上皮性卵巣癌の妊孕性温存治療の対象拡大のための非ランダム化検証的試験
- JCOG1412:子宮頸癌術後再発高リスクに対する強度変調放射線治療(IMRT)を用いた術後同時化学放射線療法の多施設共同非ランダム化検証的試験
- JCOG1412:リンパ節転移リスクを有する子宮体癌に対する傍大動脈リンパ節郭清の治療的意義に関するランダム化第III相試験
- 思春期女性へのHPVワクチン公費助成開始後における子宮頸癌のHPV16/18陽性割合の推移に関する疫学研究
- 卵巣癌早期発見のためのAI血液診断モデルの開発 -癌関連糖蛋白と網羅的血清糖ペプチドピークデータを用いて-