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研修プログラムについて

国立がん研究センター中央病院で
婦人科悪性腫瘍の手術スペシャリストを目指そう!

婦人腫瘍科は女性性器悪性腫瘍の手術治療を担当しています。主には、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣/卵管/腹膜がんですが、希少がんである外陰がん、腟がん、子宮肉腫の症例も他施設に比較して多く担当しています。病理医、放射線診断医、腫瘍内科医、放射線治療医とカンファレンスを通じて連携し、集学的治療に取り組んでいます。

2024年4月メンバー
2024年4月現在のメンバー 
科長 石川光也 医長 宇野雅哉、棚瀬康仁、医員1名、がん修練医1名、レジデント5名

診療科としての人材育成のポイント

  1. 解剖学的な知識に基づいて、安全で根治性の高い手術が行えるようになる
  2. EBM に基づいた治療方針が決定できるようになる
  3. Clinical Question に対して研究にとりくむことができるようになる

大学や基幹病院で活躍できるGynecologic Oncologistの育成が私達の責務です。

婦人腫瘍科レジデント研修 体験談

当科でレジデントを修了した先生、現在研修中の先生から、当院でのレジデント研修に関する声をいただきました。

婦人腫瘍科レジデント研修 体験談

研修内容

婦人腫瘍科研修内容例;産婦人科専門医(取得見込み)→レジデント3年コース(1年目CCM研修、2年目に大腸外科・緩和医療科・放射線診療科等の研修含む)→がん専門修練医コース→婦人科腫瘍専門医
(画像をクリックすると大きな画像がご覧になれます)

上の図は一例です。研修内容は相談に応じます。全研修コースの載ったPDFはこちらです。

手術実績

2020年3月の婦人腫瘍科ロボット支援下手術導入の様子

2020年3月よりロボット支援下手術(右写真)を導入しました。

以下2023年度の婦人腫瘍科手術実績です。

子宮頸がん  17件
子宮体がん  77件
卵巣がん卵管がん腹膜がん 75件
外陰がん  7件
広汎子宮全摘出  13件
腹腔鏡下手術  48件
ロボット支援下手術  27件

 

婦人腫瘍科研修の予定(週により変わります)

週間婦人腫瘍科研修予定(週により変わります)月~金曜毎日手術4~8時間+曜日によりカンファレンス・抄読会等

外来業務の義務はなく、手術室がホームグラウンドです。手術担当以外の時間で、病棟診療、研究を行います。週に一回、連携他科との合同カンファレンス、月に一回、病理カンファレンスがあります。

研究成果

研修中、国内外の学会で発表を行う機会が多数あります。
ここにお示ししたのは、レジデント、チーフレジデントの先生が筆頭著者で 2019年以降発表の英語論文の一部です。

  1. Kitamura SI, Yoshida H, Kobayashi-Kato M, Kikkawa N, Tanase Y, Uno M, Ishikawa M, Kato T. Adenoid Basal Carcinoma with Adenoid Cystic Carcinoma Component of the Uterine Cervix: A Case Report and Literature Review. Int J Surg Pathol. 2022 Nov 30
  2. Natsume T, Yoshida H, Nishikawa T, Kikkawa N, Naka T, Kobayashi-Kato M, Tanase Y, Uno M, Ishikawa M, Kato T. Uterine Leiomyosarcoma Masquerading as a Malignant Perivascular Epithelioid Cell Tumor: A Diagnostic Challenge. Int J Surg Pathol. 2022 Oct 31
  3. Yoneoka Y, Kato MK, Tanase Y, Uno M, Ishikawa M, Murakami T, Kato T. The baseline recurrence risk of patients with intermediate-risk cervical cancer. Obstet Gynecol Sci. 2021 Mar;64(2):226-233.
  4. Kuno I, Tate K, Yoshida H, Takahashi K, Kato T. Endometrial Endometrioid Carcinoma With Ovarian Metastasis Showing Morula-like Features in a Patient With Cowden Syndrome: A Case Report. Int J Gynecol Pathol. 2020 Jan;39(1):36-42.

研修に関するお問合せ先

 

関連ファイル

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