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外陰がん 治療方針
外陰がんは婦人科で扱う悪性腫瘍の中でもまれながんです。当院はがん専門病院であり、希少がんセンターが併設されていますので、比較的多くの治療経験があります。(2023年は新規外陰がん6例、外陰手術11例)
外陰がんの治療の基本は手術になります。広汎外陰切除とソケイ部のリンパ節郭清が基本になりますが、腫瘍の種類(組織型)、腫瘍の部位と大きさや広がりにより適切な手術を行っています。摘出範囲が広範囲な場合は、形成外科と連携して摘出部位の再建を行っています。
手術後の病理診断の結果、再発の可能性が大きいと判断される方は、放射線治療部で放射線治療を追加しています。また必要に応じて、腫瘍内科、皮膚科などとも連携した診療を行っております。