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がん医療と妊娠の相談窓口のご案内
がん医療と妊娠の相談窓口とは?
がん医療と妊娠の相談窓口は、妊孕性(にんようせい:妊娠や出産のしやすさ)に関するがん患者さんのお悩みを受け付けています。がん治療の副作用によって、妊孕性を失い、将来子どもを授かることが難しくなる可能性があります。子どもの妊娠や出産を希望されるがん患者さんにとっては心配される問題の一つです。女性および男性としての役割を失う恐怖、将来の結婚や恋愛関係における不安、そして妊娠や出産だけでなく人生そのものを設計する上での困難を感じて苦しむ患者さんも少なくありません。このような悩みをお一人で抱えているようでしたら、一度ご相談ください。生殖医療について人に相談しづらいとお感じになる方も多いですが、精神科の医師、ソーシャルワーカー、臨床心理士などの専門家によりがん・生殖医療に関する情報提供や精神的なつらさの支援を行います。男性の患者さんはもちろんのこと、結婚されていない方や未成年の方にもご利用いただけます。また、がん患者さんご本人だけでなく、ご家族からのご相談も受け付けています。
主な相談の内容としては、以下が挙げられます。
- がん治療開始前に何をすればいいかわからない
- 妊娠・出産できるのか知りたい
- がん生殖医療の専門家に相談したいがどこにいけばいいかわからない
対象となる方
性別を問わず、子どもを授かることについてお悩みのがん患者さんまたはご家族 当院以外の病院で治療を受けられている患者さん・ご家族のご相談も受け付けています。
注:以下の場合はご相談をお受けすることができません。
- これまで受けてきた診断や治療の良し悪しの判断を求める相談
- 医療過誤および裁判係争中に関する相談
相談方法
お問い合わせ先
国立がん研究センター中央病院 相談支援センター
- 場所:8階・患者サポートセンター内
- 窓口受付時間:8時30分から17時15分(土曜日、日曜日、祝日を除く)