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調理のポイント食材の切り方
食欲不振、吐き気・嘔吐、口内炎・食道炎、消化器術後など症状に合わせて食材の切り方を工夫することで噛みやすさ、飲み込みやすさ、消化器の負担軽減に繋がります。また切り方によっては調理時間の短縮や食感のプラス、きれいな仕上がりになるといった利点もあります。料理に合わせた切り方を意識してみましょう。
野菜の切り方
小口切り
棒状の野菜(きゅうり等)を端から均等な幅で切っていきます。
半月切り
棒状の野菜(きゅうり、にんじん等)、丸い野菜(トマト等)を縦半分に切り、さらに端から均等な幅で切っていきます。切り終えたあとの半月の形が名前の由来となっています。
いちょう切り
棒状の野菜(きゅうり、にんじん等)、丸い野菜(トマト等)を十字に切り、端から均等な幅で切っていきます。いちょうの形をしていることが名前の由来となっています。
短冊切り
用途に合わせた長さ、幅の板状に切り出し、端から薄く切っていきます。一般的には薄い長方形が多いです。
千切り
お好みの長さで極細く切っていきます。千切りキャベツ、チンジャオロースが代表的です。
みじん切り
材料を極細かく切っていきます。代表的な用途にはハンバーグの玉ねぎ、薬味の長ねぎ、生姜があります。
くし切り
丸い野菜(玉ねぎ、トマト等)を半分に切り、野菜の中心から等分に切り分けていきます。
乱切り
野菜を回転させながら大きさを揃えて切っていきます。表面積が大きくなるため火の通りが早くなります。煮物で多く使われる切り方です。
食感に合わせた切り方
噛みやすくしたい
「小さく」よりも「薄く」を意識してみましょう。
食感を出したい
繊維と同じ向きに切ってみましょう。
やわらかく仕上げる
繊維を断つように切ってみましょう。