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画像診断について
東病院の画像診断の特徴
最新技術が搭載された画像診断機器によるがん診断
当院で稼働している診断機器のほとんどは最新の技術が搭載された高度診断機器であり、従来の機器よりも精度が高く詳細な画像情報が得られるようになっています。がんの画像診断を専門とする医師・技師が、がん疾患別・検査目的別にそれらの機器を使い分けて、患者さんに適切な画像検査を行うよう心がけています。
高度がん診療を支える画像カンファレンス
各領域のTumor board カンファレンスにおいて、術前の病期診断や治療方針の決定のために必要な画像情報の提示を行っています(肝胆膵、消化管、食道、頭頸部、乳腺、呼吸器、血液腫瘍、泌尿器など)。また、肝胆膵病理カンファレンス、頭頸部病理カンファレンス、乳腺病理カンファレンスにおいては精度向上のためのフィードバックを行っています。
検査内容
CT検査
CT検査は、160列高精細CT、320列面検出器CT(2台)、128列2管球搭載型CTの4台で行われております。最新のCT装置の利点を最大限に活用するため、疾患別・検査目的別にCT撮影装置を使い分け、がん診療に必要な情報を得るために適切な撮像プロトコルを作成し、撮影しています。造影検査については、放射線IVナースとして院内認定を受けた看護師が施行しています。
CT検査に関する詳細は放射線診断技術室のCT検査を参照ください
MRI検査
3テスラのMRI装置2台を用いて、肝腫瘍の鑑別診断をはじめ、大腸がんの術前リンパ節診断、頭頸部がんの病期診断、乳がんの進展度診断、前立腺がんの診断等、最新の技術革新を駆使して全身の精密検査を行っています。造影検査については、放射線IVナースとして院内認定を受けた看護師が施行しています。
MRI検査に関する詳細は放射線診断技術室のMRI検査を参照ください
マンモグラフィ検査
治療を対象とした症例や治療後の評価や経過観察に対するマンモグラフィ検査を行っております。検査は女性技師が担当し、精度の高い診断のための撮影を心がけています。
マンモグラフィ検査に関する詳細は放射線診断技術室のマンモグラフィ(乳房X線)検査を参照ください
胃透視・注腸検査
精密検査を中心に治療対象となるような症例に対して検査しています。がんの形態診断および深達度診断を行っています。
胃透視・注腸検査に関する詳細は放射線診断技術室の消化管造影検査を参照ください
RI(核医学)検査
FDG-PET/CT検査や骨シンチグラフィ検査を行っています。FDG-PET/CT検査は、CT装置と一体となったPET-CT装置2台を用い、一般的な18F-FDGを用いた検査に加え、FLTによる検査を3次元融合画像を作成し、研究的に行っています。また、一部の疾患に対しては、呼吸同期装置を用いた4次元PET検査を行っています。
また、放射線治療科と連携して、骨転移の治療としてゾーフィゴという新しい薬剤による治療を開始しました。更に、頭頸部外科や放射線治療科と連携して、放射性ヨードを用いた甲状腺癌の外来治療も行っています。
RI(核医学)検査に関する詳細は放射線診断技術室のRI(核医学)検査を参照ください。
水曜日の午前中に、島田薫医師によるPET/CT検査の依頼に関する外来を行っております。