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研究について
当科の特記すべき研究の概要を以下に記します。
IVRの臨床試験
登録中
- JIVROSG-0803
難治性腹水に対するシャント術の有効性を評価するランダム化比較試験
悪性腫瘍により貯留する多量の腹水を静脈に還流することで得られる症状緩和を評価する研究です - JIVROSG-0804
有痛性椎体腫瘍に対する経皮的椎体形成術の有効性を評価するランダム化比較試験
悪性椎体腫瘍による疼痛が椎体形成術で緩和されることを評価する研究です - JIVROSG-0808
上顎洞癌に対する放射線併用シスプラチン動注化学療法の第2相臨床試験
上顎癌に対する動注化学療法と放射線照射治療を組み合わせた治療法の有効性と安全性を評価する研究です - JIVROSG-1107
化学療法抵抗性局所進行・再発乳がんに対するエピルビシン・5-FU併用動注化学療法による緩和的局所治療 第2相試験
標準治療に抵抗性の乳がんに対する動注化学療法の局所緩和効果を評価する研究です - JIVROSG-1301
肝細胞がんに対するエピルビシン/ビーズを用いた肝動脈化学塞栓療法の実行可能性評価試験
肝細胞がんに対するエピルビシンを含浸させた薬剤溶出性ビーズを用いた肝動脈化学塞栓療法の安全性と有効性を評価する試験です - JIVROSG-1106
有痛性悪性骨腫瘍に対する動脈塞栓療法の第1/2相試験 - JIVROSG-1302
肝細胞がんに対するエピルビシン/ビーズの肝動脈化学塞栓療法とエピルビシン/リピオドール/ゼラチン塞栓剤の肝動脈化学塞栓療法のランダム化比較試験(1302 PRESIDENT Trial)
注:JIVROSG(Japan Interventional Radiology in Oncology Study Group)
平成14年度より厚生労働省の公的競争的研究費によりIVRの多施設共同臨床試験を行っている組織で、全国の99施設が参加し、国立がん研究センター中央病院が事務局となっています。
計画中の試験
- JIVROSG-1101
腹部・骨盤内実質臓器に対する経皮的凍結治療の第1/2相試験 - JIVROSG-1102
有痛性腫瘍に対する疼痛緩和を目的とした経皮的凍結治療の第1/2相試験 - JIVROSG-1103
腹部実質臓器に対するIrreversible Electroporation (IRE)治療の第1/2相試験 - JIVROSG-1104
骨軟部腫瘍に対するIrreversible Electroporation (IRE)治療の第1/2相試験