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IVRの診療紹介
放射線診断科では、IVR(画像下治療)診療において、他の医療機関との連携を積極的に推進しております。
ご紹介をご検討中の患者様がいらっしゃいましたら、下記までお気軽にご相談ください。
基本方針
- 貴院の担当医と密接な連携をとりつつ、IVRの適応判断・治療を行う。
- ご紹介いただいた患者様にとって、満足が得られる結果に繋がる可能性が最も高いIVRを提供する。
- IVRの提供は、当院の放射線診断科へ入院(転院)していただき行う。
- IVR施行後は、速やかに患者様を貴院へお戻しする。
注:患者様がIVRの臨床試験に適格する場合には、参加をお願いする場合があります。この場合には、臨床試験に必要な期間、当科にて治療を継続させていただくことがありますので予めご了承ください。
対応可能なIVR
極めて多岐にわたるため、ここでは典型例のみを提示します。類似した病態については、直接お問い合わせください。
抗がんIVR
- 各種がんに対する経動脈的カテーテル治療
- 各種がんに対する経皮的ラジオ波凝固療法
- 腎がんに対する経皮的凍結療法
緩和的IVR
- 難治性腹水に対する腹腔-静脈シャント造設術(デンバーシャント)
- 有痛性骨腫瘍に対する経皮的骨形成術(骨セメント)(椎体以外の病変にも対応します)
- 難治性消化管通過障害に対するPTEG(経皮的経食道胃管挿入術)(イレウスチューブの留置も可能です)
- 有痛性腫瘍に対する経皮的ラジオ波凝固療法もしくは血管塞栓術
- 上/下大静脈症候群に対する大静脈ステント留置術
- 胆道系ドレナージ・ステント留置術(腹水貯留例や分離型胆管閉塞例など、治療困難例にも対応します)
- 腎尿路系ドレナージ・ステント留置術
- 消化管ステント留置術(内視鏡的留置困難例や輸入脚症候群等の治療困難例を含む)
- 経皮的針生検(深部病変や播種病変等の、生検困難例を含む)
- 各種神経ブロック(内臓神経ブロックなど)
その他
- 中心静脈ポート留置術
- バッド・キアリー症候群に対する血管内治療
- 門脈圧亢進症に対する血管内治療
- 難治性リンパ漏に対する各種治療(リンパ管造影および塞栓術、胸管塞栓術、硬化療法)
ご紹介いただく際の方法と手順
電話にて下記へご連絡ください。IVRの適応などが不明確な場合にも、遠慮なくご相談ください。
連絡先 (医療従事者限定)
国立がん研究センター中央病院(ダイヤル・イン)
放射線診断科 IVR相談窓口
電話番号:03-3547-5201 内線7447
(音声案内に従い入力してください)
受付時間:8時から17時30分
注:患者様ならびにそのご家族様からの直接のお問い合わせには対応しておりません。
ご了承ください。
ご紹介いただく際の書類
- 診療情報提供書
- 画像情報(CT・MRIなど)
- その他、検査データ(血液検査など)
外来日
初診外来:月・火・水・金曜日(午後)
再診外来:木曜日(午後)
- 放射線診断科(関連リンクをご覧ください)
- 初診予約