トップページ > NEWS > 2020年度 > 内視鏡科オンラインで海外に向けて発信
内視鏡科オンラインで海外に向けて発信
2020年9月16日
2017年に世界内視鏡学会(World Endoscopic Organization)より内視鏡専門機関の指導施設として選ばれ毎年数多くの海外研修生を受け入れている内視鏡科ですが、コロナウイルスの影響で現在受け入れ研修ができない中、新しい形で海外へ発信しています。
9月8日はロシアのブローヒン国立がん医療研究センターとの間で”早期胃腸がん診断と治療のWebinar”を開催しました。NCCH側は内視鏡科の斎藤豊科長、ロシア側は内視鏡科長のマリホバ(Malikhova)先生が、お互いに手術映像をライブで流し、お互いの講義の後、意見交換をしました。ロシア中心に、ヨーロッパなど170を超える病院・施設から視聴がありました。
9月12日には内視鏡で有名なセントマークス病院の教育研究部門(St. Marks Academic Insti- tute)で若手医師や内視鏡看護師向けに開かれたEndoscopy Education Webinarで斎藤科長が特別ゲスト、坂本琢医員がパネリストとして参加しました。尚、この度のWebinarで技術支援をいただいた九州大学病院 国際医療部 清水周次教授に深く感謝いたします。
今後も様々な形で海外の内視鏡科ドクターとの意見交換、内視鏡治療の向上のための教育プログラムの参加など海外に向けて今後も多くの取り組みが期待されます。
-
モスクワへLive配信中手術室(左から)水口先生、斎藤先生
-
ロシア語 Webinarお知らせ
モスクワ側で受信している映像 時計回り左から 高丸先生、斎藤先生、病変画像、マリホバ先生