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細菌検査室
更新日 : 2023年8月14日
細菌検査室の業務
喀痰・尿・便・血液・穿刺液・膿など提出された臨床材料から感染症の病原体となる細菌の分離、同定検査を行っています。また、有効な治療を行う為に抗菌薬の薬剤感受性検査も実施しています。菌の発育状況にもよりますが、早くて2日で検査結果報告をしています。イムノクロマト検査は検査結果を30分以内に報告しています。
1日の平均検体数は約100検体です。一般細菌の検査のほかに抗酸菌培養や遺伝子検査(PCR法)による結核菌の検査を行っています。また、感染症検査(COVID-19)として抗原及びPCR検査を行っています。
院内感染対策・ICT委員会にも積極的に参加し、院内の感染防止に重要な役割を果たしています。
主な業務
- 一般細菌検査・Gram染色鏡検・培養検査
- 同定・薬剤感受性検査
- 血液培養検査
- 抗酸菌検査
チール・ネールゼン染色、培養検査、遺伝子検査(PCR法)
- イムノクロマト検査
インフルエンザウイルス、ノロウイルス、CDトキシン、尿中レジオネラ、尿中肺炎球菌莢膜抗原
- 感染症検査・COVID-19抗原検査
- 入院する患者のCOVID-19スクリーニング検査や疑い症例患者の検査として、今年から新しく機械を導入しました。
1日の業務の流れ
8時30分 | 機器等の温度管理 |
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8時35分 | 当直帯の検体受付 |
9時00分 | 塗抹培養・鏡検 |
10時00分 | 培養した培地を確認 同定・薬剤感受性結果確認 |
12時00分 | お昼休憩 |
13時00分 | 塗抹培養・鏡検 同定・薬剤感受性検査 |
16時45分 | 当直引継ぎ |
17時15分 | 受付終了 |
キャリア育成
認定臨床微生物検査技師の取得に向けて
微生物検査のより良質な医療を提供するために、臨床微生物学と感染症検査法に関連する臨床検査の発展普及を目指して認定臨床微生物検査技師の養成を図る。
1年目
ルーチン業務全般の習得
2から3年目
各種研修会や学会発表に参加し、二級臨床検査士の取得を目指す。
3から5年目
ICT委員会に参加し病院の感染管理についても学び、認定試験へ向け学会発表等を行う。
5年目
認定臨床微生物検査技師の取得を目指す。