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臨床研究検査室
更新日 : 2020年11月16日
臨床研究検査室の業務
当院では300件以上の治験・臨床研究を受託しており、一日の臨床研究検体処理本数は多い日で200本に及ぶ事もあります。煩雑な検体処理手順の中で効率よく、質の高いデータを正確に提供するため、責任医師やCRC(治験コーディネーター)と連携しながら、臨床研究の検体検査に特化した業務を行っています。
臨床研究検体検査窓口業務
数多くの試験を実施している当院では、治験依頼者である製薬会社も数十社に及び、依頼される内容・手順も様々です。正確かつ効率的に試験をこなすため、臨床研究検査室が検体検査関連の窓口となります。治験依頼者・C R Cとやりとりしながら治験実施内容を正確に把握し、院内固有の採血一覧表や検体処理手順書を作成します。手順書に基づいた正確な試験の実施には検体処理者への検体処理過程の説明も重要な業務の一つです。このように試験立ち上げには他部署との関わりも多く、円滑なコミュニケーション能力が求められます。
治験検査資材作成業務
医師の治験採血オーダーに基づき、治験検査資材を作成します。資材作成過程の誤りは、検査の欠測や臨床研究全体のデータへ影響するリスクがあります。常にリスク低減に取り組み、実際に作業する人の声に基づいた改善提案により作業効率化・リスク低減の工夫をしています。
検体梱包・発送業務
検体処理手順書と照らし合わせ「室温・冷蔵・凍結」等の輸送時温度や発送本数を適切に確認して梱包します。適切に作業するため、確認手順を標準化し二人以上の確認が入る流れを構築しています。梱包した検体は検体集荷業者へ適切にお渡しします。
キャリア育成
- ジョブローテーション
職員の人材育成及び病院機能向上のため、臨床研究コーディネーター室へのジョブローテーション(2年程度)を行っております。
- 院内セミナー
職員の人材育成のため、臨床研究セミナーを月1回程度行っております。