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診療の特徴と実績について

当科は、肝胆膵領域のがん治療を専門とし、特に「化学療法を中心とする新しい治療の提供や開発」と「EUS/ERCPを用いた専門的な内視鏡診断・治療」を診療の2本柱としています。
これらを軸に、関連各科と緊密に連携し、患者さん一人ひとりの状態に応じた医療の提供を目指します。

1.新しい治療選択肢を追求する化学療法 

標準治療の実施に加え、新たな治療法の確立を目指し、治療薬の開発(治験・臨床試験)に積極的に取り組んでいます。
現在、膵がんや胆道がんで広く用いられるゲムシタビンやティーエスワンといった抗がん剤も、当科が参加した治験を経て承認されたものです。
現在も複数の治験や臨床試験を行っており、ご希望される患者さんには、新しい治療の選択肢として情報提供を行っています。

また、治療の多くは外来で実施しており、患者さんが安心して治療を継続できるよう、地域のかかりつけ医とも連携しています。

2.EUS/ERCPを駆使した内視鏡診断・治療 

EUS(超音波内視鏡)やERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)といった専門的な内視鏡技術を用いて、がんの精密な診断から身体への負担に配慮した治療までを行っています。
これらの技術により、詳細な観察に基づく診断や、黄疸に対する処置(ドレナージ)、組織の採取などを実施することが可能です。

多職種によるチーム医療とサポート体制

肝胆膵がんの治療には、外科、放射線診断科、放射線治療科、緩和ケアチームなど、多岐にわたる専門科との連携が重要です。

当科は院内の各科と円滑に情報を共有し、患者さんの状態に応じた治療方針を検討しています。

また、がん相談支援センターと連携した緩和ケアのサポートや、入院患者さんを対象とした「膵がん・胆道がん教室」の定期開催などを通じ、患者さんが安心して治療に臨める環境づくりを支援します。

対象疾患

診療実績

   2024  2023 2022
初診患者数 755 864 930
セカンドオピニオン患者数 441 427 406
治療開始患者数 368 465 397
内視鏡処置件数 2,453 2,578 2,385
肝細胞がん 初診患者数 39 47 47
セカンドオピニオン患者数 39 40 32
治療開始患者数 15 20 45
治療件数 PEI 0 0 0
RFA 38 29 40
TAE 93 80 77
TAI 27 25 15
全身化学療法 38 17 20
膵がん 初診患者数 304 379 396
セカンドオピニオン患者数 247 213 207
治療開始患者数 254 351 253
治療開始患者数 局所進行 59 65 64
遠隔転移 103 120 99
術後再発 12 5 7
術後補助療法 74 76 63
胆道がん 初診患者数 117 122 163
セカンドオピニオン患者数 86 93 105
治療開始患者数 72 68 81
治療開始患者数 肝内胆管がん 22 27 27
肝外胆管がん 23 23 38
胆のうがん 20 14 14
乳頭部がん 4 4 2
神経内分泌腫瘍 初診患者数 80 94 82
セカンドオピニオン患者数 39 45 41
治療開始患者数 NET15
NEC12
NET15
NEC11
NET12
NEC5
その他 初診患者数 215 199 242
セカンドオピニオン患者数 30 36 21
治療開始患者数 0 0 0
内視鏡処置件数 ERCP 1,163 1,181 1,113
EUS 639 714 705
EUS-FNA 651 683 567
ERCP: endoscopic retrograde cholangiopancreatography
EUS: endoscopic ultrasonography
EUS-FNA: EUS-guided fine needle aspiration
NEC: Neuroendocrine carcinoma
NET: Neuroendocrine tumor