周術期管理チーム

当薬剤部では、より安全で効率的な周術期医療の提供を目指して、主に手術等の外科的治療・処置を受ける予定の患者さんを対象に、「薬歴 (おくすり) 確認外来」を開設しています。

「薬歴 (おくすり) 確認外来」では、手術予定患者の医療機関から処方されたお薬の投薬歴のみならず、市販薬やサプリメント等を含む摂取状況に関する十分な評価と周術期の薬学的問題点の抽出を行い、カルテを通じて他職種や手術部門スタッフとの情報共有を行っています。

また、患者サポート研究開発センターを中心に展開している周術期管理チームの一員として、他職種と連携しながら、術前準備のサポートを行っています。

【主な実施内容】

• 医療用医薬品の投薬状況の聴取および服薬アドヒアランスの評価
• 周術期に中止すべきお薬のリストアップおよび休薬の必要性に関する患者教育
  (周術期において注意を要する代表的な薬剤: 抗凝固薬・抗血小板薬、女性ホルモン製剤、糖尿病治療薬 (メトグルコ等)、その他術前禁忌薬 (ラロキシフェン等))
• 市販薬および健康食品・サプリメントの摂取状況の聴取及び注意事項に関する説明
• 薬物アレルギー・副作用歴の聴取および評価