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12B病棟
12B病棟は、造血幹細胞移植病棟です。
病棟内全体はNASA規格クラス10000のHEPAフィルターが完備された環境になっており、ベッドは26床です。病室から望む東京湾の風景が辛い治療を乗り越えていく患者さんの気持ちを和ませます。患者さんは廊下での歩行練習やエアロバイクを使って筋力維持を行い、早期退院を目指しています 。
私達看護師の役割は、入院前から始まります。他病院から紹介される患者さんも含め、当病棟に入院する前に移植に関するオリエンテーションを行います。入院後は感染予防やリハビリについて指導し、セルフケアができるような支援を積極的に行っています。また、移植後移植対片対宿主病(GVHD)などさまざまな症状に対して、薬剤師、栄養士、理学療法士(PT)、緩和ケアチーム、精神腫瘍科などにコンサルテーションし、また、週に1回は多職種合同カンファレンスを行い、意見交換をして、より個々の患者さんに合った看護を実践しています。看護師も専門的な知識を習得して、移植チームのメンバーとして大きな役割を担っています。
退院後は、長期フォローアップ外来(LTFU外来)で、患者さんの生活や体調の変化に対する相談などを受け、多岐にわたりサポートしています
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造血幹細胞移植科の医師とミーティング
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頼りになる先輩がいつもそばにいます
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免疫力の低下した患者さんが多いので衛生管理はしっかりと
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先輩にならって、真剣です
1年目看護師のコメント
12B病棟は、造血幹細胞移植科の病棟です。主に白血病やリンパ腫など、血液の病気の患者さんが完治を目指して移植治療を行っています。入院期間が2から3か月であり、じっくり患者さんやご家族と向き合いながら関わり、医師・薬剤師・栄養士・理学療法士・精神腫瘍科…など、多職種で連携しながら患者さんをサポートしています。