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研修プログラムについて【本ページは医療関係者向けのページとなります】
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次世代のリーダーとなる消化管内視鏡医を育成
診療科としての人材育成のポイント
消化管内視鏡科では「次世代のリーダーとなる消化管内視鏡医を育成する」をコンセプトに指導を行っています。その特色として、
- がんに特化した高度専門医療機関での豊富な症例
- 日本、世界をリードするスタッフによる指導
- 臨床・研究・教育を高いレベルでかつバランスよく実践する環境
- 各科との良好な連携による患者本位の医療
- 豊富な海外研修医との交流
などが上げられ、レベルに応じて学会・論文活動や臨床研究の計画・実践などの機会もあり、次世代リーダーの育成として、コミュニケーション能力の習得や専門的な内視鏡診断・治療の 習得などにも力を入れています。
世界レベルの消化器内視鏡医を目指して
国立がん研究センター独自の環境
- がんに特化した高度専門医療機関
- 日本、世界をリードするスタッフによる指導
- 臨床・研究・教育を高いレベルでかつバランスよく実践する環境
- 各科との良好な連携による患者本位の医療
- 豊富な海外研修医との交流
消化管内視鏡科の特徴
- ルーチンから精密検査まで豊富な検査
- 数多くの EMR/ESD 症例
- 学会・論文活動の機会と実績
- レベルに応じた研修
次世代リーダーの育成
- コミュニケーション能力の習得
- 専門的な内視鏡診断・治療の習得
- 臨床研究の計画・実践
日本トップレベルの豊富な症例数とレジデント経験症例数
検査・治療 | 人数 (注)は胆膵症例含む |
---|---|
上部消化管内視鏡検査 | 14000 |
下部消化管内視鏡検査 | 4500 |
超音波内視鏡検査 | (注)800 |
EUS-FNA | (注)450 |
胃 EMR/ESD | 400 |
食道 EMR/ESD | 200 |
大腸 EMR/ESD | 2500 |
検査・治療 | レジデント 経験症例数 (年間平均) |
---|---|
上部消化管内視鏡検査 | 500 |
下部消化管内視鏡検査 | 150 |
胃 EMR/ESD | 30 |
食道 EMR/ESD | 10 |
大腸 EMR/ESD | 100 |
充実したカンファレンス
カンファレンスの様子
月曜日 | 7時45分-8時30分 | 抄読会、内視鏡センターミーティング |
---|---|---|
17時30分-18時30分 | 大腸症例検討会 | |
火曜日 | 7時15分-8時00分 | 大腸癌・多科目連携ミーティング |
18時30分-19時00分 | 大腸術前カンファレンス | |
水曜日 | 8時00分-8時30分 | 食道症例検討会 |
17時30分-18時30分 | 病理検討会 | |
18時30分-19時30分 | 食道術前カンファレンス | |
木曜日 | 7時30分-8時30分 | 胃症例検討会 |
金曜日 | 7時15分-8時30分 | 胃術前カンファレンス |
カリキュラム
レジデント(3年、2年)コース
内視鏡検査の経験を持つ一定の条件を満たす医師を対象とした3年、または2年 のコース。幅広い知識・技術習得のため、画像診断、病理、内科系(外科医なら ば外科系)などの関連科のローテーションを行い、がん専門医としての総合力向上 を目指すため3年コースを推奨する。消化管内視鏡科においては豊富な症例のもと、専門的な内視鏡診断・治療の習得とともに専門医取得を目指す(検診センター での高度なスクリーニング消化管内視鏡技術の習得を目指す研修も選択可能)。
がん専門修練医コース
当センターのレジデント修了者、または消化管内視鏡専門医取得済みもしくは 取得見込みである医師を対象とした2年間のがん専門修練医コースでさらなる 専門性の習得を目指す。若手内視鏡医の指導のみならず、臨床研究を計画・実 践し、学会・論文活動に積極的に取り組む(検診センターでの高度なスクリーニング消化管内視鏡技術の習得と、内視鏡検診に関する研究を行なう研修も選 択可能)。
レジデント短期コース
6か月から1年6か月間まで延長可能な研修コース。現在の所属医療機関でも内視鏡診断・治療が可能な方がより専門的な症例を経験し、知識・技術を習得 を目指す。
任意研修
他の医療機関で勤務し、内視鏡診断・治療の知識と経験を増やしたいと希望す る先生向け。時間、内容、期間とも、研修者の希望に応じて任意に設定する事 ができる。
- ローテーション例(いずれもレジデント3年コース)
- 実習の様子
◆消化管・胆膵内視鏡エキスパートコース
消化管内視鏡科および肝胆膵内科の2科において消化管・胆膵内視鏡の専門的な知識・技能を習得する。主2科で全期間の最低 4分の3 の期間の研修を必須とし、どちらかの科は最低 4分の1 はローテートする(レジデント2 年コースまたはレジデント短期コースで選択可)。
◆連携大学院コース(内視鏡 PhD コース)
レジデント2年コースに、2年のがん専門修練医コースをあわせたプログラ ムで、消化管腫瘍に対する内視鏡診断・治療の基本から高度な知識、技能 を習得すると同時に、学位取得を目指す(がん専門修練医への採用には、再度選考試験があり、不採用者は任意研修の立場で大学院に在籍は可能)。
お問合せ先
国立がん研究センター 中央病院 内視鏡科(消化管)
教育担当:吉永 繁高
メールアドレス:shiyoshi●ncc.go.jp
中央病院レジデント募集情報
https://www.ncc.go.jp/jp/cepcd/recruit/20220823090229.html
Facebook 中央病院 教育・研修情報
https://ja-jp.facebook.com/CancerEducation/(外部サイトへリンクします)